光城精工、新スティック型仮想アース「Crystal Ep-Gシリーズ」。伝導体表面積が前シリーズの900倍に
光城精工は、同社のKOJO TECHNOLOGYブランドより、スティック型仮想アース「Crystal Ep-Gシリーズ」を、9月21日(土)に発売する。ラインナップと価格は以下の通り(価格はすべて税込)。 交換用プラグ「Ep-typeシリーズ」も単品販売 ・「Crystal EpR-G」RCAプラグ:52,800円/2本セット:95,040円 ・「Crystal EpT3-G」3.5mmプラグ:52,800円/2本セット:95,040円 ・「Crystal EpB-G」バナナプラグ:52,800円/2本セット:95,040円 ・「Crystal EpY-G」Yラグ(M4 - M8):57,200円/2本セット:102,960円 ・「Crystal EpUA-G」USB Type-Aプラグ:63,800円/2本セット:114,840円 ・「Crystal EpXH-G」XLRオスプラグ:64,900円/2本セット:116,820円 ・「Crystal EpXW-G」XLRメスプラグ:64,900円/2本セット:116,820円 ・「Crystal EpL-G」LANプラグ:66,000円/2本セット:118,800円 ・「Crystal EpUC-G」USB Type-Cプラグ:67,100円/2本セット:120,780円 ・「Crystal EpHA-G」HDMIプラグ:79,200円/2本セット:142,560円 同社が発売する「Crystal Epシリーズ」の上位機種となる仮想アース。汎用性の高いRCAプラグタイプの「Crystal EpR-G」をはじめ、3.5mmプラグタイプやバナナプラグタイプ、Yラグのほか、デジタル系機材を見据えたUSB Type-A/Type-CやLAN、HDMIなど、全10モデルを一挙に製作・発表した形となっており、幅広い端子形状に対応するとアピールしている。 また、10モデルそれぞれプラグ交換が可能で、Crystal Epシリーズと共用となる交換用プラグ「Ep-typeシリーズ」が単品販売される。 内部に電気二重層コンデンサを新たに導入することによって、Crystal Epシリーズよりもさらに導体面積を拡大したという。内部導体には、帯状の電極に特殊エッチング処理を施した高純度アルミニウム箔と多孔質活性炭を使用。これによって、Crystal Ep-G1本の有効伝導体表面積が10,000,000平方センチメートルというバスケットコート2面分以上の広大さを実現したとしており、Crystal Epシリーズ(11,000平方センチメートル)の900倍以上に相当するとのこと。 本機の構造は、利便性と発展性、拡張性を高めるため、プラグ/本体/キャップの3ピース構成を採用。電気二重層コンデンサは本体部に充填されており、パッキンと封止キャップによって完全密閉されている。3ピースはそれぞれM5サイズによるオスメスネジ構造となっており、取り外してほかのプラグとの交換が可能。プラグと本体の間にアースケーブルを挟み込むことで、ほかの仮想アース製品とリンク接続をしたり、同シリーズを2本連結して内部導体の表面積をさらに拡張することもできる。 デザインは、一般的なRCAプラグの直径をベースとしており、金/Niメッキの2トーンカラーを採用。モデル名はホワイト系シルク印刷で記載される。3ピースを構成するパーツはいずれも真鍮削り出しとなっており、化粧外装部にはサンドブラスト加工による梨地処理と、シャンパンゴールドのメッキ加工が施されているほか、プラグは金メッキ、本体およびキャップはサンドブラストによる梨地処理となっている。 音質傾向については、S/N感が改善されるにとどまらず「楽器やボーカルの質感までもが『それっぽさ』を感じさせ、ステレオ再生を通じてステージやホール演奏、録音現場の雰囲気、空気感を疑似体験」できるとしている。
編集部:岡本雄