ローマがユリッチ監督の就任後4敗目…上層部は今季2度目の指揮官交代を準備?
ローマの上層部は、イヴァン・ユリッチ監督の解任について協議しているようだ。3日、イタリアメディア『スカイスポーツ』などが報じた。 【ハイライト】ヴェローナ 3-2 ローマ ローマは3日のセリエA第11節でヴェローナと対戦。2度のリードを許して2度追いついたものの、終盤に再度勝ち越され、2-3での敗戦となった。“ジャロロッシ”はリーグ戦直近4試合で3敗目を喫し、勝ち点「13」の11位に位置している。 ローマは9月にダニエレ・デ・ロッシ前監督を解任してユリッチ監督を招へい。しかし、ロマニスタの大反発を招いたレジェンド切り捨ての効果は薄く、ユリッチ監督の就任後はセリエAで3勝1分3敗、ヨーロッパリーグで1勝1分1敗と五分五分の成績となっている。 そんななか、ローマのオーナーであるフリードキン・グループは、すでに今季二度目の指揮官交代に向けた準備を進めている模様。早ければ4日、遅くとも11月の代表ウィーク前にはユリッチ監督の進退に関する決断が下されそうだ。 イタリアメディア『カルチョメルカート』によると、昨シーズン限りで監督業からの引退を宣言したクラウディオ・ラニエリ氏、先日サウジアラビア代表の監督を解任されたロベルト・マンチーニ氏、昨季までユヴェントスを率いたマッシミリアーノ・アッレグリ氏らの名前が、後任候補として挙がっているようだ。ただ、一部で噂されたデ・ロッシ氏の電撃復帰は、本人もフリードキン・グループも納得しないため実現しない見込みだという。
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