HYDE、5年ぶりとなるワールドツアー『HYDE [INSIDE] LIVE 2024 WORLD TOUR』完結!!最終地・ Los Angeles 公演【オフィシャルレポート】
2024年は春フェス・夏フェスと多くのフェスに参戦し、各地で爪痕を残しながら、6月から国内ライブハウスツアーを開催。秋には、約5年ぶりとなるオリジナル・アルバム『HYDE [INSIDE]』をリリースし、兵庫・神戸ワールド記念ホール、千葉・幕張メッセでの追加公演『HYDE [INSIDE] LIVE 2024 -EXTRA-』を開催。その勢いのまま台湾を皮切りに世界各地でパフォーマンスし、多くのファンを虜にした。 HYDE [INSIDE] LIVE 2024 WORLD TOUR 11/30 Los Angeles THE NOVO ライブ写真ほか ワールドツアーの最終地となったLos Angeles「THE NOVO」では、公演の3日前から会場の外に並んで待っていた熱狂的なファンと共に全18曲からなるファイナルパフォーマンスで聴衆を圧倒した。 開演時刻が迫る中、会場は徐々に期待に胸を膨らませた観客で埋め尽くされ、不穏なサイレンが鳴り響き幕が上がると、猛獣のように目を光らせたバンドメンバーと不気味にそびえ立つ演説台が目を引く。 その演説台の上に登場したHYDEは、1曲目の「LET IT OUT」で観客を魅了すると一気に「HYDE [INSIDE]」の世界へ誘う。その後も攻撃の手を緩めることなくアメリカの地でも堂々たるパフォーマンスで観客を熱狂させた。 畳み掛けるように攻撃的な曲を続けたかと思いきや、ピアノソロから始まる「THE ABYSS」、「永久 -トコシエ-」では、さきほどまでの歌い方とは異なる繊細ながらも力強い歌唱で新たな[INSIDE]を見せつける。 そこからまた獰猛で攻撃的なターンが始まり、アルバム曲でも一番ハードな楽曲「SOCIAL VIRUS」が始まると会場の空気は一変。 「I wanna see more chaos」というHYDEの声に導かれるかのようにフロアはサークルを作り今日一番のカオスを見せた。本編最後の「LAST SONG」では赤い紙吹雪が舞う中、血糊を流しながら歌う姿は衝撃的でありながらも、美しく儚くそれでいて迫力ある歌声に観客も固唾を飲んでその光景を見つめていた。 ギターバトルから始まったライブ後半戦。 「Very Amazing! とても嬉しい」と喜びを表し観客からプレゼントを受け取り嬉しそうに笑うHYDE。 「3 more songs. we love you L.A.! 一緒に歌ってください」と始まったのは、テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編のオープニング主題歌「夢幻」。 さらに続く「GLAMOROUS SKY」では、フロア全体で大合唱が沸き起こった。最後の曲「SEX BLOOD ROCK N’ ROLL」では持てる力を全て出し切るように歌い、ステージを端から端まで練り歩く。 「Thank you so much, L.A.!!」感謝の気持ちを高らかに叫び「Let’s jump together!」と会場一体でジャンプをしてこのワールドツアーを締めくくった。 Photo:Takayuki Okada <公演情報> HYDE [INSIDE] LIVE 2024 WORLD TOUR 11月30日 Los Angeles THE NOVO <リリース情報> アルバム『HYDE [INSIDE]』 配信中