まさにリアル台湾の味! 台湾人が手がける「ガチ台湾料理」をデリバリーしてみた
●台湾人が作る絶品台湾料理ECを発見。『ハッピー夢工房』の本格過ぎる味を食べてみた!?
台湾ブーム以降、「台湾料理」を掲げる飲食店を数多く目にするようになりました。しかし、中には、妙に日本ナイズされていて本場とはまるで違う味だったり、中には「台湾に行ったことがない」という中国系のオーナーが見よう見まねでメニュー展開しているところもよくあります。 【画像】「大根餅」も「ちまき」も本場の味で旨い! 大好きな台湾の旅行から帰ってきて「またあの味を食べたい!」と足を運んだ先で、こういう店に入ると、正直ガッカリ。でも、その店が「本当に台湾人が作っているかどうか?」「本当の台湾の味かどうか?」は口コミや体当たりで見つけていくしかないのが現実です。 これが大変だったりするのですが、そんな中で本物の「台湾の味」を見つけました。その名も『ハッピー夢工房』。台湾の食材・調理法に極限までこだわり、通販やイベントでのみ「台湾料理」を提供する業者さんで、日本在住の台湾人、あるいは日本人のコアな台湾ファンの間でも絶大な支持を得ています。 「これは気になる!」というわけで、今回はこの『ハッピー夢工房』の厨房を訪ね、代表で台湾出身・竜川媛さんに話を聞き、合わせて試食させていただくことにしました。
旧町中華店を居抜きで借り厨房に
向かった先は、東京・板橋の住宅街。この静かな住宅街の一角に『ハッピー夢工房』の厨房があります。住所を訪ねると、「ザ・町中華」といった佇まいのテナントに『ハッピー夢工房』の看板が掲げられていました。聞けば、かつて営業していた町中華店を居抜きとして借り上げ、ここで「リアル台湾の味」を調理しているのだそうです。
中に入り、まず目に入ってきたのが無数の台湾食材。そしてその奥の厨房にいたのが代表の竜川媛さん。とても綺麗な厨房で、1つ1つ丁寧にグラムをきちんと測りながら調理をされていました。
『ハッピー夢工房』代表の竜川媛さん
日本では出す店が限られる「肉圓(バーワン)」があった!
取材日に調理されていたのは「肉圓(バーワン)」という伝統的な台湾料理で、日本国内で食べられる店はかなり限られます。そして、この「肉圓(バーワン)」を求める人もまた、台湾出身者、あるいは台湾への造詣が深い日本人ばかりで、こういったコアなニーズに対して誠実・忠実に応えていると言います。