公園で高校生の顔面を3人がかりで殴る・蹴る・背後から首を絞めて失神させる…15歳~16歳の無職少年3人を逮捕 「人倒れ通報があり、意識なし」消防からの通報で事件発覚
男子高校生の顔面を殴打し蹴りつけ、首を絞めて失神させてけがを負わせたとして31日、15歳~16歳の少年3人が出雲警察署に逮捕されました。 傷害の容疑で逮捕されたのは、いずれも島根県出雲市に住む3人の少年(2人が15歳、1人が16歳)です。 出雲警察署によりますと、24日午後6時20分頃から午後7時10分頃までの間、少年らは共謀し、出雲市内の公園で市内に住む男子高校生(10代)の顔面などを殴打し蹴りつける、背後から両腕で首を締め付け失神させるなどの暴行を加え、男子高校生の顔面と頭部、頸部にけがを負わせた疑いが持たれています。 午後7時23分頃、消防から出雲警察署に「人倒れ通報があり、意識なし、呼吸あり、顔面に打撲痕がある傷病者1人を病院に搬送した」という通報が入って事件が発覚。警察が現場に駆け付けた時には、すでに男子高校生は救急搬送されていたということです。 男子高校生の意識が戻った後、警察が男子高校生に聴取を行うなどしたところ少年3人の犯行が明らかになったとして逮捕に至りました。 警察は、今後の捜査に支障が出るとして、3人の認否は明らかにしていません。 なお、3人と被害者は面識のある間柄だったということです。 また、今回の暴行では、凶器は使われなかったということです。 事件の経緯や犯行の動機などについて、出雲警察署が詳しい調べを進めています。
山陰放送