秋田で大雨被害広がる 湯沢市で土砂崩れ1人不明 河川氾濫の由利本荘市では「緊急安全確保」
日テレNEWS NNN
秋田県は県の南部を中心に大雨被害が広がっています。土砂崩れが発生して1人の行方がわからなくなっているほか、由利本荘市では川が氾濫し、緊急安全確保が出されています。 秋田県内では、各地で断続的に雨が降っていて、25日午後3時半までに観測された24時間降水量は由利本荘市東由利で238.5ミリ、湯沢市で210.5ミリ、東成瀬村で178.5ミリで、いずれも観測史上最大です。 湯沢市では25日午前9時前に、自動車専用道路の工事現場で土砂崩れが発生し、60代の男性とみられる作業員1人の行方が分からなくなっています。 由利本荘市では、一級河川の子吉川とその支流の石沢川が氾濫し、周辺の住民に緊急安全確保が出されています。 秋田県のまとめによりますと、住宅被害はこれまでに床上浸水が17棟、床下浸水が25棟確認されていますが、被害の全容はわかっていません。