上山音アナウンサー 「いました。アジアゾウです。大人のゾウよりも体が小さくてかわいい」 １１月３０日に一般公開が始まった福岡市動物園のアジアゾウ。2日は休園日ですが特別に撮影の許可を得ることができました。こちらはゾウ舎の上に設置された展望デッキ。タイミングが合えば坂を上ってくるゾウを間近で見ることができます。さらにきょうは３歳の子どものゾウが岩の上に乗って遊ぶかわいらしい姿も見られました。 福岡市動物園 「ゾウ舎は坂が特徴的で高低差１３メートルの高い坂。そこを駆け上がっていく姿は他の動物園では見られないので自然に近い迫力ある姿を楽しんでほしい」 今年７月ミャンマーから福岡市動物園にやってきたアジアゾウ。 高木瞳子記者 「ゾウがやってきました！もう１頭のゾウもやってきました。今やってきたゾウが子どもですかね。お母さんのまねをして草を食べています」 今年８月には子どものゾウがゾウ舎の柵をすり抜け一時脱走するハプニングもありましたが、動物園の環境に慣れるため準備を続けてきました。 岡田桃佳アナウンサー 「来園者の方がカメラを構えて待っています。その視線の先には…ゾウさんです。 人見知りする様子をすることなく、堂々としている」 動物園は１１月３０日、ゾウの名前を発表。 １４歳のオスは「あお」、２２歳のメスは「ゆずは」。その子ども３歳のメスは「わかば」と名付けられました。 子どもたち 「小さいゾウかわいかった」 「はじめて見た。餌食べてるとこがかわいかった」 「耳とか。パタパタしてかわいかった」 また今年９月に体調を崩して死んだ１２歳のメスは「すい」という名前が付けられました。 福岡市動物園　川越浩平園長 「短い期間ではあったが我々の動物園の一員であったわけなので何らかの形でこの名前を園内に残す様なことを今後考えていきたいと思っているし、ずっと記憶に残るようにしていきたい」 福岡市動物園でのゾウの公開は実に７年ぶり。今後さらににぎわいをみせていきそうです。