名古屋・長谷川監督は4度目のV 指揮官としては3度目「選手が勝たせてくれた」/ルヴァン杯
ルヴァン杯決勝(2日、名古屋3-3新潟 PK5-4、国立)名古屋が延長の末に3-3で終え、PK戦を5-4で制して3大会ぶり2度目の優勝を果たした。雨が降りしきる中、大会史上最多の6万2517人が来場。2度のリードを追いつかれたが、PK戦では5人全員が成功し、王座を奪還した。最優秀選手(MVP)には、今季限りで退団する元オーストラリア代表GKミッチェル・ランゲラック(36)が選ばれた。優勝賞金は1億5000万円。新潟はクラブ初のタイトル獲得を逃した。 長谷川監督は大会最多となる3度目の優勝監督となった。2014年にG大阪、20年にはFC東京で監督として優勝。「ここまで苦しいシーズンだが、チームは少しずつ積み重なり、選手たちの献身性が優勝につながった。きょうは選手が勝たせてくれた」と感謝。個人としては現役時代の1996年にも清水で頂点に立っており、4度目のVとなった。