地方の両親に航空チケットを購入してほしいと言われました。支払者と搭乗者が違っても乗れる?スマホが苦手でも搭乗は大丈夫?
地方に住む両親のために航空チケットを購入してあげたいと思っているAさん。支払者と搭乗者が違っても問題ないのでしょうか? また、Aさんの両親はスマホが苦手で「2次元コードが使えない」と言っているのですが、その場合はどのように搭乗すれば良いのか、解説します。
支払者と搭乗者が違っても問題ないことが多い
多くの航空会社では、飛行機に乗る本人以外の人が航空券の予約・購入できます。その場合は、遠方の家族や友人に代わって手配してプレゼントすることも可能です。 手配時の注意点は、必ず飛行機に乗る人(搭乗者)の名前で予約をすることです。購入手続きは必ずしも搭乗者である必要はありません。ただし、クレジットカード決済は搭乗者のクレジットカードでなければならない航空会社もあり、プレゼントしたい場合はコンビニ払いなどでも対応できます。 次に気を付けることは、予約完了時に案内される「航空券番号」や「確認番号」などを控えておくことです。オンラインで購入する際は、スクリーンショットなどを取っておくと便利でしょう。
予約後に両親へ伝え、送っておくべきもの
予約した飛行機の情報(日付、出発時間、便名、予約番号など)はもちろん、「航空券番号」や「確認番号」など搭乗券発行に必要な番号(航空会社により異なる)を忘れずに伝えましょう。 また、スマホが苦手な両親のためには、購入時に発行される「eチケットお客様控え」を印刷して郵送してあげると確実です。 「eチケットお客様控え」は、飛行機の発着時間、便名などの情報のほか2次元バーコードが記載されているものもあり、印刷をしておけば紙ベースのeチケットの役割を果たします。郵送しておくと、飛行機の便名情報などの聞き取り間違いを防ぐ効果もあります。
スマホが苦手な両親の搭乗方法は?
出発当日、空港へ「eチケットお客様控え」の印刷物を持っていき、それを見ながら自動チェックイン機を操作するか、航空会社のチェックインカウンターで手続きをして搭乗券(2次元バーコード)を受け取ります。航空会社によっては、両親それぞれが個別に手続きが必要な場合もあります。 機内持ち込み以外の荷物を預ける場合は、荷物預かりカウンターへ行き荷物を預けます。その後、保安検査場に進みます。搭乗口でも紙ベースの搭乗券などの2次元バーコードをかざして飛行機へ搭乗します。 「eチケットお客様控え」には航空券の重要な情報が記載されているので、搭乗者は当日空港への持参をくれぐれも忘れないようにしましょう。万一に備えて、航空券を購入した際の「航空券番号」「確認番号」などを控えたメモも持っていきましょう。
まとめ
とっては不安なこともあるでしょう。 予約時点で発行される「eチケットお客様控え」を印刷して両親へ郵送しておけば、両親はそれを携えて当日空港へ行くだけです。空港でのチェックイン手続きは必要ですが、スマホを使わずに搭乗できます。 保安検査場や搭乗口への規定到着時間は、航空会社によって異なります。空港へは早めに到着するのがおすすめです。今年は実家へ帰省する代わりに、両親を呼び寄せてあげるのはいかがでしょうか。 参考 JAL 搭乗者以外の方によるお支払い ANA ご搭乗者以外の方によるお支払いについて 執筆者:岩永真理 一級ファイナンシャル・プランニング技能士
ファイナンシャルフィールド編集部