センバツ選考委が地震について異例の言及 「希望の灯を期待」
第96回選抜高校野球大会の選考委員会が26日に行われ、北信越地区の出場校発表に絡んで、1日に発生した能登半島地震について異例の言及があった。 【写真特集】センバツ出場の知らせを受け喜ぶ選手たち 北信越地区を担当した選考委員は、能登半島地震の犠牲者への哀悼の意などを表明。その上で、大会理念に「野球を通じて生徒たちに純真明朗な気風を吹き込むとともに、国民の希望の灯をともしたい」という願いを込めて大会が誕生したことが明記されていると紹介した。 さらに、甚大な被害を受けた石川県輪島市に所在する日本航空石川を含んだ北信越の3校だけでなく、全32出場校の選手に対して、「被災された方々の希望の灯となるようなはつらつとしたプレーを甲子園で見せてくれることを期待している」とした。【岸本悠】