シナーがトップシードとして臨む初のATPマスターズ1000大会を勝利でスタート [マドリッド・オープン/テニス]
シナーがトップシードとして臨む初のATPマスターズ1000大会を勝利でスタート [マドリッド・オープン/テニス]
ATPツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(ATP1000/スペイン・マドリッド/4月24日~5月5日/賞金総額924万9713ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)がロレンツォ・ソネゴ(イタリア)との同胞対決を6-0 6-3で制して好スタートを切った。 ~ムトゥア・マドリッド・オープンでトップシードとして臨む初のATPマスターズ1000大会を勝利でスタートしたシナー選手~ シード勢は1回戦がBYEで免除されており、シナーはこの試合がトップシードとして臨むATPマスターズ1000大会の初戦だった。1ゲームも落とさず第1セットを先取したシナーは第2セットも4-1とリードし、残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間9分で快勝した。 シナーは次のラウンドで、第32シードのジョーダン・トンプソン(オーストラリア)を5-7 6-4 7-5で破って勝ち上がったパベル・コトフ(ロシア)と対戦する。 この日プレーしたシナー以外のトップ10プレーヤーは第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と第5シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)が初戦を突破したが、第6シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と第9シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は敗れた。 18歳のヤクブ・メンシク(チェコ)がディミトロフを6-2 6-7(4) 6-3で振りきり、予選勝者のチアゴ・モンテーロ(ブラジル)はチチパスを6-4 6-4で倒してそれぞれ番狂わせを演じた。 そのほかの試合では2年ぶりの参戦となる37歳のラファエル・ナダル(スペイン)が第10シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を7-6(6) 6-3で退けたほか、第14シードのベン・シェルトン(アメリカ)、第16シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)、第17シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)、第25シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)、第29シードのキャメロン・ノリー(イギリス)、第30シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、フラビオ・コボッリ(イタリア)、ペドロ・カチン(アルゼンチン)が3回戦に駒を進めた。 第19シードのアドリアン・マナリノ(フランス)がオジェ アリアシムに0-6 4-6で、第20シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)がカチンに6-7(1) 6-3 4-6で、第22シードのニコラス・ジャリー(チリ)はコボッリに3-6 6-3 3-6で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。 トップハーフ(ドローの上半分)の3回戦ではメドベージェフがコルダと、ルードがノリーと、シェルトンがブブリクと、ハチャノフがコボッリと、ラフェチュカがモンテーロと、オジェ アリアシムがメンシクと、カチンはナダルと顔を合わせる。
テニスマガジン編集部