VCから資金調達する方法
誰かの紹介(warm introduction)
次は、具体的にどうやってVCの前でピッチする機会を得るかだ。言うは易く、行うは難しだが、それでも何とかなるだろう。結局のところ、スタートアップと話をするのはVCの仕事だが、それでも信頼できるネットワークと人間の交流がどのように機能するかを考える必要がある。正当性は最も希少な資源なので、正当性を生み出す方法を見つけよう。 ここで考慮すべき最初の原則は、誰かの紹介(warm introduction)は、VCに真剣に捉えてもらうためのほぼ唯一の方法であることを理解することだ。あなたがすでに市場で優れた業績を上げている製品を抱えている立場でない限り、あなたが目指すべきは誰かに紹介してもらえる方法を見つけることだ。 リサーチした人たちにあなたのアイデアを伝え、紹介してもらえないか頼んでみよう。結局のところ、VCへの最良の紹介者は、他のVCか、彼らがすでに投資している会社の創業者たちだ。 このプロセスにおける最後の興味深い注意点は、上記のステップを正しくこなしていれば、ほとんどのVCに真っ向から拒絶されることはないだろうということだ。 よく言われるのは、今はパスするが、数カ月後にどんな進展があったか聞いてみたいということだ。それは、VCは常にチャンスへのアクセスを維持しようと、人間関係のゲームを行っているからだ。明日は、あなたの会社が話題になるかもしれない。 資金調達には時間がかかること、フォローアップが最も重要であることを理解しておこう。 |翻訳・編集:山口晶子、増田隆幸|画像:engin akyurt/Unsplash|原文:How to Get Funded in Crypto
CoinDesk Japan 編集部