チェルシーがビジャレアル守護神ヨルゲンセンを獲得…「この移籍は夢の実現」
チェルシーは30日、ビジャレアルからU-21デンマーク代表GKフィリップ・ヨルゲンセン(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2031年6月30日までの7年となる。 【まとめ】海外移籍最新情報を網羅!詳報をチェック なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は2450万ユーロ(約40億5000万円)程度になったという。 チェルシーへのステップアップを果たした22歳は、クラブ公式サイトを通じてその喜びを語っている。 「この移籍は夢の実現だ。世界最大のクラブのひとつであるチェルシーと契約できてとても興奮しているよ」 「できるだけ早くここに来て、できるだけ早く参加して、新シーズンに備え、監督のプレースタイルを学び、みんなと知り合うことが僕にとってとても重要だった」 「この12カ月の成果にとても満足しているんだ。自分にとても自信があり、自分の資質も理解している幸運にもスペイン最大の舞台で自分の実力を発揮する機会に恵まれ、今では世界最大のクラブのひとつでそのチャンスを得られたことをとても嬉しく思うよ」 また、自身とチェルシーの関わりについては「子供の頃、ペトル・チェフをよく観ていたし、チェルシーを観るのが好きだった。だから、チェルシーはお気に入りのチームのひとつだったんだ」と、チェコ代表の名手が憧れの一人だったと明かしている。 デンマーク人の父親とスウェーデン人の母親の元、マルメで生まれ育ったヨルゲンセンは、マルメやペーニャ・アラバル、マジョルカの下部組織で育ち、2015年7月にビジャレアルのユースに加入。その後、2023年1月にファーストチームに昇格した。 昨シーズンは正守護神の座を掴み、ラ・リーガで36試合に出場。ヨーロッパリーグ(EL)でも1試合に出場した。 今年6月にはクラブと2029年までの新契約にサインしたが、それからわずか1カ月でチェルシーへ移籍することになった。
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