阪神 広島に3連敗もしくは2敗1分けで自力優勝の可能性が消える 試合消化数の違いも影響
「阪神3-6広島」(9日、京セラドーム大阪) 阪神が首位・広島との3連戦初戦に敗れ、ゲーム差は「3」に開いた。 【写真】やっちまった?暴投の佐藤輝ポーズもむなし 阪神が10、11日の広島戦に連敗するか、1敗1分けに終わった場合、自力優勝の可能性が消滅する。 ①2敗した場合 阪神は52勝48敗5分けとなり、残り38試合に全勝したとしても、90勝48敗5分けの勝率・652。一方、広島は54勝40敗5分けとなり、阪神戦残り6試合に全敗したとしても、残り38試合に全勝すれば92勝46敗5分けの勝率・667で阪神を上回る。 ②1敗1分けの場合 阪神は52勝47敗6分けとなり、残り38試合に全勝したとしても90勝47敗6分けの勝率・657。広島は53勝40敗6分けとなり、阪神戦残り6試合に全敗したとしても、残り38試合に全勝すれば91勝46敗6分けの勝率・664となり、阪神を上回る。 2敗した場合でもゲーム差は「5」、1敗1分けの場合でもゲーム差は「4」なのだが、広島は阪神より6試合消化試合数が少ない。その6試合を全勝する、すなわち3ゲーム差を広げられるという仮定が成り立つことから、直接対決6試合を残しながらも、阪神の自力優勝の可能性が消滅することになる。