福島県内インフル3637人 前週比1029人増、感染拡大続く
福島県が7日公表した感染症発生動向調査週報(昨年12月23~29日)によると、インフルエンザの感染拡大が続いており、県内82カ所の定点医療機関から3637人(前週比1029人増)、1定点当たり44.35人(同12.55人増)の感染が報告された。1定点当たりの感染者が40人を超えるのは新型コロナウイルス禍前の2019年以来。新型コロナ患者も増加し、764人(同165人増)、1定点当たり9.32人(同2.02人増)が感染していた。 両頬などに赤い発疹が出る伝染性紅斑(リンゴ病)も増加傾向で、福島、郡山の両市と県中、会津の両保健所管内で流行している。マイコプラズマ肺炎患者は減少したが、例年よりも報告数が多い。また、結核は郡山市から2人が報告され、いずれも無症状病原体保有者だった。
福島民友新聞