山口茜選手が優勝「熊本マスターズジャパン」陣内貴美子さんが語る"大会の意味"
熊本で行われたバドミントンの国際大会「熊本マスターズジャパン」。女子シングルスでは、再春館製薬所の山口茜選手がスーパーショットを見せ、優勝を飾りました。 11月12日から6日間に渡り開かれたバドミントンの国際大会「熊本マスターズジャパン」。再春館製薬所の山口茜選手が女子シングルス決勝に臨みました。山口選手は序盤からリードを奪うと力強い攻めで相手を寄せ付けず、21対12で第1ゲームを奪います。。 続く第2ゲーム。出だしこそ相手の連続得点を許しますが、相手のショットに素早く反応。一回転しながら打ち返す見事なプレーで15点目。この後もポイントを重ねた山口選手。第2ゲームも21対12で試合終了。最後まで相手に1ゲームも与えず、優勝を果たしました。 ■山口茜選手 「今回は特に、我慢のラリーや守りのプレーというところで自分らしさをしっかり出せた。(4回目の優勝を果たした8月の)ジャパンオープン以上にホーム感もありましたし、特に準決勝などで踏ん張れる要因が多かった」 そして女子ダブルスは、八代市出身の福島由紀選手と、松本麻佑選手のペアが準優勝でした。 また今回の大会は、八代市出身で元バドミントン日本代表の陣内貴美子さんが大会アンバサダーを務めました。地元熊本の会場で試合を観戦した陣内さんは、大会の意味について語りました。 ■陣内貴美子さん 「これまで、国際大会は東京や大阪の主要都市で行われることが多かった、その中で熊本で行うということはすごく素晴らしいこと。この大会を見て、いつかは自分もこのコートに立ちたいとか、この大会に出たいという子どもが増えてくれるといいなと思う」