紙の電話帳130年の歴史に幕 子どもたちは「見たことない!」黄色い“タウンページ”廃止 電話案内「104」も…
ガイド 「広島市のRCC中国放送をご案内します」 その後、自動音声に切り替わり、電話番号が伝えられました。 かつて、「104」は、全国で12億回以上利用されていましたが、年々減少の一途をたどっていました。電話帳と合わせて、2026年3月末で終了することになります。 電話番号案内の歴史を振り返ります。 日本最初の電話帳ができたのは、1890年・明治23年です。電話番号は、1桁から順番に書かれています。1番は「東京府庁」、現在の「東京都庁」です。 1970年代になると、従来の「電話番号簿」が「電話帳」といわれるようになり、1980年代に「タウンページ」や「ハローページ」が発行されました。ただ、個人情報への意識も高まり、ハローページは2023年、終了しました。 タウンページも発行を終了することになりますが、点字の電話帳・障害のある人に無料で電話番号を案内するサービスは継続するということです。
中国放送