向井康二、父親役が決まってからの変化を明かす「おかんがやきもちをやいている」<マウンテンドクター>
7月8日(月)にスタートする杉野遥亮が主演を務める7月期“月10ドラマ”「マウンテンドクター」(毎週月曜夜10:00-10:54、カンテレ・フジテレビ系※初回は夜10:00-11:09)の制作発表が7月3日に都内のスタジオにて行われ、杉野、岡崎紗絵、宮澤エマ、Snow Man・向井康二、近藤公園、トラウデン直美、檀れい、大森南朋が登壇。八嶋智人はパネルでの登場となった。 【写真】杉野遥亮らが集合する「マウンテンドクター」制作発表集合ショット ■山岳医療の現場を描く作品 本作は、信濃総合病院の山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、さまざまな思いを抱えた山岳医や患者と触れ合い、現実と向き合いながら成長していく姿を、圧倒的なリアリティーと壮大なスケール感で描く山岳医療ドラマ。長野県松本市を舞台に描かれる。 杉野は整形外科医と山岳診療科を兼務する医師・宮野歩、岡崎は歩と幼なじみの麻酔科医・村松典子、宮澤は看護師・鮎川玲、向井は歩と典子の幼なじみで焼き鳥店を営む小松真吾、近藤は循環器内科医・掛川康二、トラウデンはオペ看護師・平早紀、八嶋は救命救急医・小宮山太、檀は信濃総合病院の院長・松澤周子、大森は国際山岳医としての資格を取得し、海外での活動経験もある山岳医・江森岳人を演じる。 ■現場のムードメーカーは八嶋智人 この日、別の仕事で会場には来られなかった八嶋からビデオメッセージが到着。大森とプライベートでも仲がいいそうで八嶋は「お子さんの成長をお互いに話し合っている」と言い、撮影現場での様子については「檀れいさんは僕らのチームで何かをやると、けたたましく笑うっていう瞬間がありました」と暴露し一同を笑わせた。そして「向井康二くんは僕と同郷の奈良ということで、お芝居の中ではそんなに絡みはないんですけれども、今日この会場はもうあっと驚くような感じで沸かしてくれると思います」とコメントし、向井は「ハードルあがるって」とタジタジに。 八嶋のコメントを受けて、宮澤は「檀さんのために言いますよ。たった1回の出来事を八嶋さんが誇張して言ってます」とフォロー。檀は「八嶋さんがいらっしゃるからなのか、本当に楽しいんですよ。ずっとみんな朗らか、ずっとみんな笑ってる、八嶋さんはずっと喋ってる(笑)」と現場の様子を語り、「本番ギリギリまで八嶋さんが喋ってるので、それを聞きながらこらえきれなくなって。本番回ってる時にずっとお腹の底ではおかしくて、でも真面目に芝居してて、エマちゃんの顔見たらもうこらえきれなくなって。あははははははって本番の時に大きな声で笑っちゃって」と振り返った。さらに、近藤は「八嶋さんはムードメーカーで楽しい空気を作ってくださる」とコメントし、連ドラ初レギュラーのトラウデンも「皆さんの雰囲気がすごくいいので、緊張してるのをすごくほぐしていただいた」と言い、八嶋の存在が現場の空気を明るくしている様子を明かした。 ■山での過酷な撮影エピソードも 本作は、山での撮影もあり、杉野は「第1話の最後の方に山頂アタックするシーンが映るんですけど、それはぜひ楽しみにしてほしいなと思ってます。 5時間くらいかけて山に登って、山の上の方って天候がすごい変わりやすいんですよ。晴れ間がほとんどなくて、10分くらいだけ晴れてその瞬間に(急いで)みんなで撮りました」と山での撮影の過酷さを語りつつ、「その日、他のスタッフさんはオフだったんですけど、ロープウェイを降りて下のところで、スタッフさんが休みの日なのにいらっしゃって、拍手で出迎えてくれたりして、 これはすごくいいチームだなって思いました」とうれしかった出来事を明かす。そんな杉野の演技について大森は「お芝居の集中力の高さにはすごく感心しているところですし、勉強になります」とコメントし、杉野から「(今度)ご飯に行きましょう」と誘われていた。 宮澤は岡崎について「本当にめちゃくちゃ大好きです」と告白し、「芯がしっかりしてる人だなって感じていますし、お芝居への向き合い方も真面目です。同時にユーモアのセンスもあると思います」と絶賛。 ■向井康二は父親役に挑戦 向井は、父親役の心づもりについて聞かれると「役が決まってからか、お父さんと電話をする機会が増えましたね。前まではお母さんに電話する機会が多かったんですけど、最近はおかんより先におとんに電話する機会が増えまして、それにおかんがやきもちをやいている。大変です。お父さんっていろんな方がいると思うんですけど、僕は背中で語れる父親になれたらいいなとは思います」と心境を語る。 また、Snow Manの目黒蓮が本作の前枠「海のはじまり」で父親役を演じているため、父親役について目黒と会話する機会があるかという質問には、「そういう会話はないですけど、このドラマの1個前にやっているドラマなので、共通点はあってうれしかったです。(「海のはじまり」の)プロデューサーさんには、『僕らより前なんで頼むよ』って言いましたね。盛り上げてくださいねというふうにはお願いしました」と明かす。また、向井は大森とは同じシーンはまだないと言い「今日はじめましての挨拶もしました。杉野くんに手を繋がれながら、『あいさつ行こっか』っていう感じで。子供のように」とあいさつにいった際のエピソードも語った。 撮影・取材・文=水沢あすみ