大阪発・52歳ではじめる『フジロック』は「出会い」の連続だった【現地参戦レポ】
快晴の初日は、ドラゴンドラからスタート。
前夜祭で出会ったベテランフジロッカーに「ドラゴンドラに乗るなら朝イチを狙った方がいい」という助言を受け、いち早く会場入り。ドラゴンドラとは、フジロックのメインステージ付近から田代高原の山頂を結ぶ日本最長のロープウェイであり、片道30分かけて山頂にある「デイドリーミング」ステージへ向かう。 「ステージとステージの距離感が分かってなかったけど、しっかり遠いな~」と苦笑しつつ、ゴンドラからメイン会場を見下ろし、各ステージ間の距離を確認、改めてフジロック会場の広さを痛感するフルタニさん。 山頂にてダンスミュージックとポークヒレカツ丼を楽しんだ後は、Lucky Kilimanjaro(ホワイトステージ)→家主(フィールドオブヘブン)→麻麻はち家の四川蟹みそ麻婆飯(オレンジカフェ)と、会場の端から端までを散策した。 「ずーっと、どこかから音楽が聞こえてくる環境がいいね。フジロックに来る前に友だちから聞いたねんけど、彼は(フードエリアの)オアシスにずーっと座って、遠くから聞こえてくる音楽を楽しんでいるらしい。『それ、楽しいの?』って思ってたけど、初めて来てみて『それも楽しいの分かるわ』って」。 ■ トラブル発生、装備の重要性を痛感…! 今回の初参戦に向け購入した装備を訊ねると、「機能性の高いインナーTぐらい。みんなからは、『舐めた感じで行ったらあかんで』って言われたけど、ポンチョもあったし椅子もあったし、10年前に買ったトレッキングシューズがあったから、特に買う物がなかった」。 前日の長距離移動や前夜祭の疲れも見せず午前中から会場を歩き続け、木陰での休憩中にあるコトに気づく。靴のソールが・・・剥がれてる! 経年劣化による加水分解で、ソールがベロンと剥がれてしまったのだ。 会場内に出店していた、アウトドア・フットブランドの「キーン」ブースにてサンダルを購入し事なきを得たが、「装備はちゃんとしたもの用意しなあかんって実感(笑)。今年は天気もいいしポンチョはいらんかったけど、次は雨にも降られてみたいなぁ」って、すでに来年を見据えている様子?