【FIGHT CLUB】YA-MANが木村ミノルをバッサリ「(謝罪には)来なくていい。もう関わる気はない。人として終わっている」「今回は払しょくするチャンスだったと思う」
2024年10月5日(土)都内某所にて開催される『FIGHT CLUB.2』の前日計量が、4日(金)都内にて13:00より行われた。メインイベントのYA-MAN(TARGET SHIBUYA)vs.木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle Box)は消滅したが、大会は予定通り実施(ABEMAのPPVは中止、全試合無料放送)される。 【写真】出場選手たちに檄を飛ばすYA-MAN 計量終了後、そのYA-MANが囲み取材に応じた。 木村が逮捕されたと聞いた時、どう思ったかと聞かれたYA-MANは「何やってんだよって感じですよね。ドーピング問題とかで業界からみんなの見る目が変わって、今回それを払しょくするチャンスだったと思うんですよ。それで大麻で捕まってもう無理じゃないですかね。PPVを事前に買ってくれたファンの方とか、この試合を楽しみにしていた方に申し訳ない気持ちですね」と、木村にとって最後のチャンスだったのに、という気持ちだったという。 薬物使用に業界は厳しくあるべきだと思うかとの質問には「薬物はダメでしょ、普通に。俺はマジで嫌いなので。自分の家庭がそれで壊れているのでそれは許しちゃいけないですよね」と語気を強めた。 木村の気持ちの弱さの現れではないか、と問われると「そうじゃないですかね。俺がカーフキック蹴るって言ったからそれで怖がっちゃって、どうしようってそれで大麻に逃げたんじゃないですかね。だから彼は何かにすがらないと生きていけないんじゃないですかね」と、木村の気持ちの弱さが招いた結果なのだろうと推測。 億単位と言われる損害を木村に請求する予定は、と聞かれると「うーん…まあそうなるんじゃないですかね。分からないですけれど。でも仮に請求したとしてもアイツに払えるとは思えないので、無駄な労力になってしまうので。そこはどうなるかは検討中って感じですね。PPVだけじゃないので。いろいろなスポンサーの方の費用であったり、そういうのも含めての損失なので。今回の大会で輝く選手が出たらそれはそれでいいんじゃないですかね。それはそれでむしろプラスになっていいんじゃないですかね」と答える。 木村が謝罪したいと来たら受け入れるかと聞かれると「別に謝罪されたところで何もないので。来なくていいんじゃないですかね。もう関わる気はないですね」ときっぱり。ファイターとしての価値も「人として終わっているのではないでしょうか」とした。 自分が出ないFIGHT CLUBについては「いい意味でも悪い意味でも注目される興行になったと思うので、FIGHT CLUBがきっかけで跳ねる選手が現れたらいいと思いますし。今回のFIGHT CLUBは元々めちゃめちゃ面白いカードが揃っているので。塚本選手なんて若手で一番ノリにのっている選手だと思うし、伊東選手も最近SNSでよく見かけるので。あと阿部大治選手ですよね。阿部選手がFIGHT CLUBに出てキックボクシングをやるっていうのが自分の中で一番楽しみですね。元々キックの王者ですし、MMAでも王者になっているので。キックからMMAに行ってまたキックでどういう試合をするんだろうって一番楽しみですね。それでメインはケルベロスとYURA選手で、この試合はYURA選手がKOで勝つと思うので(笑)。ケルベロスはKOしない限り喧嘩売ってくんなって感じですね」と、見どころを話す。 リング上での挨拶などの予定は「特に何も決まっていなくて。もしかしたら試合をするかもしれないですし、誰かが手を挙げたら。安保とか怪物くんが手を上げてくれてはいるんですけれど、そこは違うかなと思ってて。もし仮に今試合したら普通に勝負にならないと思うので。俺はこの試合へ向けて仕上げて来ていますし、安保とか怪物くんは普段の練習はしていると思うけれど試合に向けての練習はしてないと思うので、仕上がりが全然違うからそもそも勝負にならないというか。お互いがベストコンディションの中でやりたいですよね。だから安保とかそういう選手じゃなくて、もし仮にやるのであれば、これから名前を売りたい若手の選手とか、そういう選手になるのかなと思いますね。どうなるかは分からないです」と、まだ試合やエキシビションをやる可能性もあると答えた。 どんな気持ちで明日を迎えるのか、と問われると「最近感覚がバグってきてて。あまり重く捉えてないんですね。何を言われても何も感じないというか。普段通りの気持ちですね。何も感じないですね。ああ、なくなっちゃった、また次に向けて頑張ればいいやみたいな感じですね」と、精神的なショックやモチベーションの低下はないとする。 そして次の試合のことを聞かれると「年末やりたいですね。ダウトベックと出来るストライカーって今のRIZINでフェザー級で誰がいるんだってところで、俺か平本か。あと誰だろうって感じだと思うので、だから俺がやりたいですね。鈴木千裕、久保優太もいますけれど、そこら辺はまた違う路線だと思うので。やるとしたら俺なんじゃないかなと思うんですけれどね。やるなら大晦日ですね」と、カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)戦を実現させたいと語った。
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