韓米が外交・国防閣僚協議を開始 北朝鮮問題議論へ
【ワシントン聯合ニュース】韓国と米国による外交・国防閣僚協議(2プラス2)が31日(現地時間)、米ワシントンで始まった。 韓国から趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官と金龍顕(キム・ヨンヒョン)国防部長官が、米国からブリンケン国務長官とオースティン国防長官が出席。韓米2プラス2の開催は2021年に韓国で開かれて以来3年ぶりとなる。 北朝鮮がウクライナ侵攻を続けるロシアへの派兵に続き、31日朝(日本時間)に新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射するなど挑発のレベルを高めるなか、韓米両国は朝鮮半島情勢を評価するとともに、北朝鮮問題での連携策について議論する。 金氏とオースティン氏は前日の韓米定例安保協議(SCM)終了後に共同声明を発表し、北朝鮮のロシア派兵を強く糾弾した。 SCMの直後、北朝鮮はICBMを発射。1時間26分の飛行時間は過去最長、最高高度7000キロメートルも過去最高だった。 米大統領選が5日後に迫るなかでの北朝鮮のICBM発射は、存在感を示すだけでなく米新政権に対する交渉カードを見せつける思惑もあるとみられる。 このため今回の韓米2プラス2ではロ朝の軍事協力強化だけでなく、エスカレートする北朝鮮の挑発への対応策が主要議題になるとみられる。
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