写真：PC Watch

　Amazonは、電子ペーパー搭載の電子書籍リーダ「Kindle」シリーズを刷新し、新型の「Kindle Scribe」、「Kindle Paperwhite」、「Kindle Paperwhite シグニチャーエディション」、「Kindle」を本日より順次発売する。 【画像】Kindle Paperwhite ■ Kindle Scribe 　Kindle Scribeは、10.2型電子ペーパーを搭載し、付属の専用プレミアムペンで手書き入力も可能な電子書籍リーダ。容量は16GB/32GB/64GBの3種類。本日より予約受付を開始しており、出荷は12月4日を予定している。価格は5万6,980円～6万4,980円。 　ディスプレイの周囲をホワイトベゼルが囲むNote Designを新たに採用し、ノートのような書き心地を提供できるとする。ペンは充電不要で、ショートカットボタンで消しゴムやハイライトなどの機能を割り当てられる。 　新たな機能としてActive Canvasを追加。横書きのKindle本の文中に直接メモを書き込める機能で、読書とノートの融合を実現。ペンで書き込みを始めると、自動でメモ用のスペースが用意される。メモの位置はテキストに紐付いており、フォントサイズを変えても見失わない。なお、縦書きの本、マンガなどの固定レイアウトの本などでは利用できない。 　パネル解像度は300ppi、インターフェイスはUSB Type-C、Wi-Fiは2.4GHz帯と5GHz帯に対応。 　本体サイズは196×230×5.7mm、重量は433g。カラーはタングステン(16GB/32GB/64GB)とメタリックジェード(64GB) 　別売カバーは現行のファブリック、レザー、プレミアムレザーのほか、植物性レザー(9,980円)、プレミアムレザー(1万5,980円)が新たに加わる。 ■ Kindle Paperwhite/Paperwhite シグニチャーエディション 　Kindle Paperwhiteは、7型への画面サイズアップや性能向上を果たした電子書籍リーダ。すでに販売を開始しており、価格は2万7,980円。 　従来モデルと比べてページめくりの速度が25%向上。ライブラリやページのスクロールがすばやく行なえるようになった。また、Kindle Paperwhiteシリーズ最大の7型電子ペーパーを採用している。 　バッテリは引き続き最大12週間持続し、IPX8等級の防水機能も踏襲。浴室やプールなど、場所を問わずに読書が楽しめる。 　ストレージ容量は16GB、パネル解像度は300ppi、インターフェイスはUSB Type-C、Wi-Fiは2.4GHz帯と5GHz帯に対応。 　本体サイズは127.6×176.7×7.8mm、重量は211g。カラーはブラックのみ。 　また、ストレージ容量を32GBに増量し、明るさ自動調整機能やワイヤレス充電にも対応した上位モデルとなるKindle Paperwhite シグニチャーエディションも用意。こちらもすでに販売を開始しており、価格は3万2,980円。 　そのほかの仕様は通常モデルとほぼ共通。サイズも同じだが、重量はやや重い214g。カラーはメタリックブラックとメタリックジェードの2種類。バッテリ持続時間は最大12週間となっている。 　別売カバーはどちらも、ファブリック、植物性レザー、プレミアムレザーを用意。価格は4,980円～8,980円。 ■ Kindle 　Kindleは、6型電子ペーパーを搭載した電子書籍リーダのベーシックモデル。すでに販売を開始しており、価格は1万9,980円。 　従来モデルより白黒コントラスト比が高く、鮮明でクリアな6型ディスプレイを採用。フロントライトも最大25%明るさが向上し、Kindle Paperwhiteと同等の輝度を実現したとしており、屋外などでも快適に読書ができるという。また、Kindleシリーズで最も軽量コンパクトなデザインはそのままに、ページめくり速度も高速化した。 　そのほか、パネル解像度は300ppi、ストレージ容量は16GB、インターフェイスはUSB Type-C、Wi-Fiは2.4GHz帯と5GHz帯に対応。バッテリ持続時間は最大6週間となっている。 　本体サイズは108.6×157.8×8mm、重量は158g。カラーはブラックとマッチャの2種類。 　別売カバーはファブリックのみで、ブラック、ブルー、ピンク、グリーンに加えて新色のマッチャを用意。価格はともに3,980円。