ドーナツか揚げパンか? セブンの「揚げたてドーナツ」論争を実際に食べて評価してみた
●セブンイレブンで再販が始まった「お店で揚げたドーナツ」。空前のドーナツブームに一石を投じる存在になるか、検証してみた。
昨今、空前のドーナツブームです。専門店があちこちに出店し、どこも行列ができるくらい、いま注目のスイーツとなっています。 セブンのおすすめ“揚げたてドーナツ”を見る! そんな中、セブンイレブンでも「お店で揚げたドーナツ」を再販中。ラインナップも新たに7月より首都圏を中心に販売をスタートし、売り上げが好調のため、来年2月までには全国展開の予定とのこと。 しかしながらSNS上では評価が二分していて、「おいしい」と評価する声がある一方、「揚げパンではないか?」と疑問視する声も……。 そもそもドーナツと揚げパンの違いはなんなのか。そんな疑問を持ちつつ、セブンイレブンへ買いに行ってきました。
うーん、良い香り。ホットスナックコーナーから立ち込める甘い香りが購買欲をそそるように思います。お昼前に行ったのですが、著者の前に並んでいた2名もドーナツを注文していて、評判通り注目されている商品のようです。
ケーキボックス入りで専門店のようなセブンのドーナツ。おすすめを食べ比べた結果は
個包装を希望するとホットスナックを入れる紙袋に入れてもらえるようですが、まとめてOKと伝えたので、ケーキボックスに入れてもらいました。不思議とこれだけでテンションが変わってくるのですよね。スイーツを買った満足感が得られる気がします。 そもそもドーナツは空洞があるからドーナツなのでしょうか。それとも生地の配合か、調理の仕方か。ぶらぶらと帰路へ向かう途中、ドーナツとはなんなのか調べてみました。
ドーナツの語源、調理法とは
言葉の成り立ちとしては、ドー(dough)が生地、ナツ(nut)は文字通りナッツのことで、元々はナッツを入れたお菓子だったそう。アメリカに伝わってから、火を通りやすくするために空洞を作り、誰もがイメージするドーナツの形となったようです。 調理法は実は揚げるだけでなく、焼き、蒸しと多様で、イースト由来のドーナツもあれば、ケーキ生地で作るドーナツもあるとのこと。ということは、広義の意味では日本の揚げパンもドーナツの部類に入るのではないのか……? そう思ったのですが、揚げパンはすでに焼成したパンを揚げていて、生地のまま揚げるドーナツとはやはり異なるのかもしれない。なんてことをぐるぐる考えているうちに、家へ着きました。