「ん? なんだコレ?」「寄ってくるから自然と見える」岸ギワにイカ? グループでいると競争心を刺激するので釣れやすい。
Q2「イカが見えないとダメ?」
A「寄せてからのサイトもあり!」 広瀬「パッと見てイカの姿がなければハイ移動!とラン&ガンするのはありです。むしろ個人的にはそのほうが好きです。ただ、見えなくても寄ってくることはあるので何回か投げて反応を見るのは大いにあり。寄ってきたらぜひサイトでトライしてください。それでもダメなら移動です!」
サイトエギングのダイジナトコ
広瀬「アクションは『ジャークで寄せてフォールで抱かせる』を徹底的に意識します。もう少しで抱きそうだからと目の前で動かすのは逆効果。距離が離れたらアクションさせるのが基本です。そして距離を縮めなくなったらカラーを変えてみるのも飽きさせないコツなので覚えておきましょう」 いくらイカがいても、いくら良いストラクチャーがあっても、1度釣って(掛けて)スミを吐かれた場合は、周囲一体が警戒モードに入ってしまうので、時間をおいて入りなすべきだ。 見えなければ移動! 投げてみて寄ってこなければ移動! もスタイルだが、いい地形や身を隠せるようなストラクチャーがあれば粘るのも悪くない。水中全体を見るのがサイトだ。
サイトの必須アイテム
偏光グラスと日差しを遮るキャップは、サイトに限らずデイの釣りには必需品。 視認性の良いエギはもちろん、ラインも見やすいほうが風が強くて水中が見えなくても見る目印になる。
釣れやすいイカの特徴
なんとなく泳いでいるイカよりも岸を向いたイカは捕食するエサを探していることが多い。また、単体ではなくグループ(スクールという)でいると競争心を刺激するので釣れやすいことも。
サイトエギング上達の3ステップ
広瀬「イカが見えなくてもエギに変化があれば抱いた目印。だから視認性の良いエギが必要になります。そしてエギが見えなくてそしてエギが見えなくてもラインの動きの違和感を判断できればもうサイトは合格だー!」
広瀬達樹(ひろせ・たつき)
1週間が10日欲しいメジャークラフトのアイテムプランナー兼プレイヤー兼マジカルエギング中年。一般の釣り人目線からの釣行をモットーとし、本当に使いやすく釣れるアイテムの開発に役立てている。