<速報>ヤクルトが完封負けで47年ぶり泥沼12連敗
ヤクルトが18日、横浜スタジアムで行われた横浜DeNA戦に0-1で敗れ、引き分けを挟んで12連敗を喫した。山田哲人を1番に起用したが、起爆剤とならずにノーヒット。横浜DeNAの先発、ウィーランドの前に8回をわずか3安打に抑えられ、9回は山崎康晃へとつなぐ完封リレーを許した。先発のドラフト2位、星は5回を4安打1失点の好投を見せたが報われなかった。ヤクルトの球団ワースト記録は1970年の16連敗。 ウィーランドの素晴らしいピッチングの前に成す術がなかった。二回に先頭の藤井がライト前ヒットで出塁したが、牽制で刺されチャンスを潰した。3回から7回までは一人の走者も出せない。一方、先発の星は、4回二死一塁から、梶谷にライトフェンス直撃のタイムリー三塁を浴びて、先に失点した。 1点を追う7回、先頭の藤井がレフト前ヒットで出塁。中村がバントをファウルするとカウント1-1からエンドランを仕掛けたがファウル。さらにベンチは動き続け、走者にスタートを切らせピッチャーゴロの間に、得点圏に走者を進めた。一死二塁で、代打・大松を送ったが三振。真中監督は、続けて代打・武内で勝負に出たが、一塁ゴロに終わり同点機をモノにできなかった。 もう後のなくなったヤクルトは9回、ストッパーの山崎康からトップの山田が四球を選び、無死一塁の走者を出したが、上田がバントで送ることができずに三振。坂口が四球を選び、一死一、二塁と、なんとか反撃機を広げたが、バレンティン、荒木の4、5番が不発で、今季9度目となる完封負けを喫した。ヤクルトはまだ7月に入って白星がなく、試合後、しばらく選手はベンチを動かなかった。借金は「26」に膨らんだ。明日19日の横浜DeNA戦には、連敗ストッパーとしてベテランの石川雅規を先発に立てる。