19日は都心で初雪の可能性 22日頃から寒波襲来 日本海側は再び大雪に警戒を
22日(日)~23日(月) 再び日本海側を中心に広く雪 大雪に警戒を
20日(金)から21日(土)にかけて、前線や低気圧が本州付近を通過するでしょう。広い範囲で雨が降りそうです。乾燥した日が続く太平洋側の地域でも空気は少し潤いそうです。 22日(日)から23日(月)は、再び山陰や北陸、東北から北海道の日本海側を中心に雪が降るでしょう。沿岸部を中心に冷たい季節風が吹き付け、冬の嵐になりそうです。警報級の大雪となり、山沿いだけでなく、市街地でも積雪がさらに増えるでしょう。タイヤが雪にはまって空転したり、渋滞・停止状態で積雪が増加してしまい発進できなくなる可能性もあります。万が一に備えて、雪道への対策は万全にしておきましょう。 また、22日(日)頃は強い寒波の影響で、日中も厳しい寒さになります。最高気温は、全国的に真冬並みで、10℃に届かない所が多くなりそうです。九州でも日中の気温が一桁の所が続出します。雪だけでなく、体調管理にも十分ご注意下さい。
雪道運転 万が一に備えての安心グッズ
雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。 (1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの 暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。 (2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯 長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。 (3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。 (4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ 除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。 雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。
日本気象協会 本社 福田 浩昭