ワークアウトが習慣化できないのは「柔軟性」と「制限」のバランスが崩壊しているから
「成果を実感→意欲アップ」の好循環が生まれる
習慣化していくうちに、日常生活で筋力アップが体感できたら、しめたもの。 以前は上まで自転車で上れなかった坂が上がれるようになった、重い荷物をさっと持てた、駅までダッシュしても息切れしなくなった、などなど。 私の具体例には次のようなものがあります。 腕立て伏せの回数:膝つきで10回もできなかったレベルから、普通のポジションで約30回できるようになりました。 握力アップ:最初は閉じることができなかった60ポンド(27kg)のハンドグリッパーが閉じられるようになり、今では80ポンド(36kg)に昇格です。 ケトルベルのデッドリフトの重量アップ:自宅のツールを紹介した2020年7月の記事の時点では重くて使っていなかった24kgのケトルベルで、15回 x 2セットできるように。 私のワークアウトは個人的な体験にすぎませんし、決まった期限や数値のある目標では戦略が多少変わってくるかもしれません。 それでも「制限」と「柔軟性」のバランスは行動につなげるポイントになると思います。 巷にはたくさんの情報があるので、取捨選択して自分のルールやルーティンをつくっていく、その過程を楽しんだ結果として目標が達成できたら、もっと楽しくなることでしょう。 私はワークアウトが「楽しくてどんどんやりたい」という心境までは至っていませんが、「いやいや度」はかなり下がっており、今では「これをやったらメリットたくさん度(&それを実感)」がアップしています。 ──2022年3月1日公開記事を再編集して再掲しています。 執筆: ぬえよしこ/Source: NPR
ライフハッカー・ジャパン編集部