婚活中の38歳ですが「経済力」を重視していたら相談所の方に「価値観が合う人を選んでは?」と言われました…年収を気にする人は少ないのでしょうか?
婚活で相手に求めることは人によって異なりますが「年収600万円以上」など一定の年収を条件にする方もいるでしょう。しかし経済力ばかり重視しているとなかなか理想の相手が見つからず、相談所の方に「価値観が合う人を選んでは?」と言われることもあるかもしれません。結婚で年収を気にしている人は少ないのでしょうか。 今回は、婚活で経済力を求める人はどれくらいいるかについて調べてみました。結婚相手を探す際のポイントもご紹介しますので、参考にしてみてください。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
結婚相手に経済力を求める人はどのくらいいる?
株式会社アイベックが実施したアンケート調査によると、女性100人の結婚の決め手となった理由は以下の通りです。 ・居心地の良さ:76人 ・価値観が似ている:56人 ・誠実さ:51人 ・尊敬できる:15人 ・見た目:14人 ・自分の家族との相性:9人 ・身体の相性:6人 ・経済力:6人 ・義両親の人柄:4人 ・学歴・家柄:4人 経済力を結婚の決め手とする女性もいますが、全体で見ると第8位で、比較的少数であることが分かります。経済力も大事ではありますが、相談所の方が「価値観が合う人を選んでは?」と言うのは、アンケートの結果からも伺えるでしょう。
経済力を求めるなら年収はいくらが妥当?
結婚相手に経済力を求めることは決して悪いことではないでしょう。共働きであってもどちらかが仕事を辞めて世帯年収が減ったり、子育てや学費で多額の出費が生じたりすることも考えられます。自分自身の年収が高くて、自分と同じくらい、またはそれ以上の年収を求める女性もいるでしょう。 経済力を求める場合、年収はいくらが妥当でしょうか。国税庁長官官房企画課の「令和5年分 民間給与実態統計調査」によると、男性の平均年収は568万5000円で、年齢別にまとめると以下の通りです。 ・25~29歳:429万2000円 ・30~34歳:492万4000円 ・35~39歳:556万1000円 ・40~44歳:612万2000円 ・45~49歳:653万1000円 ・50~54歳:689万1000円 ・55~59歳:711万8000円 最初から年収のハードルを上げてしまうと、理想の相手が見つかる可能性は少なくなるため、年齢別の平均年収を参考にして数値を設定するとよいでしょう。