ロッテ19年ぶり“10連勝” 押し出しサヨナラ 阪神に劇的勝利 3試合連続で9回に追いつく驚異の粘り
◇プロ野球セ・パ交流戦 ロッテ5x-4阪神(31日、ZOZOマリン) 14日の勝利から13試合負けなしの9連勝(4引き分け含む)と絶好調のロッテ。 【画像】6回プロ初ホームランを放った阪神・前川右京選手 0-1と1点を追いかける3回、阪神の先発・青柳晃洋投手からロッテは先頭打者の8番友杉篤輝選手がヒットで出塁。さらに9番和田康士朗選手が四球を選び、チャンスを作ります。その後、2アウト3塁となると、2番小川龍成選手が絶妙のセーフティバント。最後はヘッドスライディングでセーフの判定、3塁ランナーがホームにかえり同点に追いつきます。
続く4回には4番ポランコ選手がフェンス直撃のヒット。さらに阪神レフト島田海吏選手の送球も乱れ、ポランコ選手は一気に3塁まで進みます。ここから5番安田尚憲選手の犠牲フライ、さらにその後9番和田康士朗選手のタイムリー安打で、3-1と勝ち越しに成功。 しかし、阪神の6番前川右京選手に6回に1号2ランホームラン、7回にはタイムリー安打を浴び3-4。ロッテは1点ビハインドのまま9回を迎えます。 9回先頭打者の8番友杉選手がこの日3安打目となるヒットで出塁。さらに2つの四球で1アウト満塁、阪神の抑えゲラ投手からチャンスを作ると、3番高部瑛斗選手が犠牲フライ。3試合連続で9回に同点に追いついたロッテ、試合は延長戦に突入します。 そして延長10回2アウト満塁から、2番小川選手が四球を選びサヨナラ勝ち。劇的な形での勝利で、2005年以来となる19年ぶりの10連勝を飾りました。