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6月15日未明に熊本市中央区で起きた飲酒運転の車にはねられ女性が死亡した事故で、警察は6月25日夜に実況見分を行った。事故の直前まで、猛スピードでバックで走行していたとみられる車が、どのように歩道に突っ込んだのか、車の向きなどを現場で確認したということだ。 【画像】同型車を使った現場周辺での実況見分

飲酒運転死亡事故で警察が現場検証

6月25日午後11時ごろ、死亡事故の現場に背を向けるようにして車を止め、警察が実況見分をしていた。 過失運転致死と酒気帯び運転の疑いで逮捕・送検されたホストクラブ従業員・松本岳容疑者（23）は、6月15日早朝に酒気を帯びた状態で軽自動車を運転。熊本市中央区細工町の交差点で歩道に突っ込み、横田千尋さん（27）が車と信号機の柱に挟まれ死亡した。 事故発生から10日となった6月25日に午後10時ごろから、警察は約6時間、現場周辺の道路への車の進入を規制した上で、実況見分を行った。 これまでの調べで、容疑者の車は事故の直前、約400メートル離れた場所でトラックに追突した後、バックで死亡事故の現場に向かったとみられていて、その様子は防犯カメラに捉えられていた。 実況見分では、容疑者の車と同じ車種の軽自動車を使い、直前までバックで進んでいたとみられる車がどのように歩道に突っ込んで、死亡事故を起こしたのか、車の向きや動きなどを確認したということだ。 （テレビ熊本）