県内2カ所の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザ確認 殺処分は7日までに完了する見通し 岩手
IBC岩手放送
年明け後に盛岡市と岩手県軽米町の養鶏場で、高病原性の疑われる鳥インフルエンザが相次いで確認されました。同じシーズンで複数の感染が確認されたのは初めてで、いずれも岩手県が殺処分などの作業を進めています。 【写真を見る】県内2カ所の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザ確認 殺処分は7日までに完了する見通し 岩手 県によりますと、1月1日に盛岡市の養鶏場から「死んだニワトリが増えている」と通報があり、2日の遺伝子検査の結果、高病原性が疑われる鳥インフルエンザが確認されました。県は5日までにこの養鶏場で飼育されていた採卵用のニワトリおよそ12万羽の殺処分を完了し、7日埋却作業を終了する見通しです。 さらに4日には、軽米町の養鶏場でも高病原性の可能性が高い鳥インフルエンザが確認され、県は5日からこの養鶏場で飼育されているブロイラーおよそ5万羽の殺処分を行っていて、7日までに完了する見通しです。 また、半径10キロ圏内に67ある農場のニワトリや卵の搬出などを制限しています。 県は、盛岡と軽米の養鶏場での鳥インフルエンザ発生に関連性はないということです。
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