ドラ1左腕・古謝は15登板で5勝、ドラ2・坂井＆ドラ3・日當も終盤にデビュー

楽天・古謝樹【写真：球団提供】

「2024 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」は24日に開催される。昨年指名された選手はどんな成績を残したのか。5月以降先発として登板を重ねたドラフト1位・古謝樹投手ら、今季4位に終わった楽天ルーキーのパフォーマンスを振り返る。 【写真】美人妻とベッドの上で…楽天外野手の家族3人幸せショット 　1軍デビュー一番乗りはドラフト5位・松田啄磨投手だった。3月30日の西武戦で中継ぎとして2回を無失点に抑え、4月13日のロッテ戦で初先発。発熱で登板回避した荘司康誠投手の代役として緊急登板も、4回を1失点だった。 　古謝は5月25日の日本ハム戦でプロ初登板。6回を5安打2失点も黒星を喫した。それでも、2戦目となった6月8日の中日戦では6回を9安打ながら2失点で初勝利を手にした。以降はローテーションを守り続け、15試合で5勝8敗、防御率4.32をマークした。 　ドラフト6位の23歳、中島大輔外野手は野手で唯一、1軍出場を果たした。ファームで打率.277、3本塁打、13盗塁をマークし、1軍初昇格した7月2日のオリックス戦で初打席で安打を放った。7月10日のロッテ戦では適時三塁打で初打点。8月2日の西武戦で放った初本塁打は逆転弾となり、お立ち台も経験した。37試合出場で打率.228をマークした。 　終盤には高卒ルーキーたちが躍動。ドラフト2位・坂井陽翔投手は、10月6日のオリックス戦に2番手で初登板。無死満塁のピンチも無失点で切り抜けた。9日の西武戦では12回にはドラフト3位・日當直喜投手が初登板。得点圏に走者を背負ったものの、最後は見逃し三振で無失点に抑えた。