シリア反体制派、中部要衝ホムス制圧と発表 「目指すは首都」
【AFP=時事】【12月8日 AFP】シリア反体制派のタハリール・アルシャーム機構(HTS)は8日、首都ダマスカスにつながる中部の要衝ホムスを制圧したと発表した。一方シリア政府は、ダマスカスで難攻不落の防衛態勢を敷いていると述べた。 【写真】シリア中部ハマ市で、アサド大統領の肖像画を背に武器を持つ反政府勢力の戦闘員 HTSはテレグラムで声明を出した。直前にはHTSの指導者アフマド・シャルア氏が動画を投稿し、「われわれはホムス解放の最終段階にある」として、「この歴史的な出来事は真実と虚偽を区別するだろう」と語った。 反体制派のハッサン・アブドゥル・ガニ司令官は、ホムスの中央刑務所から3500人以上を解放したと明かした。 ホムスはシリア第3の都市で、ダマスカスの北約140キロに位置する。 アブドゥル・ガニ司令官はテレグラムで、「われわれの目は首都ダマスカスに向けられている」と話した。(c)AFP【翻訳編集】 AFPBB News