ズベレフ 史上10人目 30回目の「ATPマスターズ1000」8強、優勝で世界2位の可能性<男子テニス>
シンシナティ・オープン
男子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は日本時間17日(現地16日)、シングルス3回戦が行われ、第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)がプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)で出場した世界ランク513位のP・カレノ=ブスタ(スペイン)を7-5, 7-6 (8-6)のストレートで破り、2年連続3度目のベスト8進出を果たした。 【シナー、ズベレフらシンシナティOP組合せ】 27歳で世界ランク4位のズベレフが同大会に出場するのは2年連続9度目。2021年には優勝を飾っている。 今大会は初戦の2回戦で世界ランク22位のK・ハチャノフを下し3回戦に駒を進めた。 元世界ランク10位のカレノ=ブスタとの顔合わせとなった3回戦、ズベレフは試合を通じて26本のウィナーを決め3度のブレークに成功。サービスゲームでは2度のブレークを許したものの、要所を締め2時間3分の熱戦を制した。 この結果、ズベレフはATPマスターズ1000で準々決勝に30回進出した史上10人目の選手となった。 また、同日に世界ランク3位のC・アルカラス(スペイン)が2回戦で同46位のG・モンフィス(フランス)に敗れたことにより、ズベレフは今大会で優勝を果たすと自己最高位に並ぶ世界ランク2位に浮上することになった。 ズベレフは準々決勝で第12シードのB・シェルトン(アメリカ)と対戦する。シェルトンは3回戦で世界ランク50位のF・マロジャン(ハンガリー)を下しての勝ち上がり。
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