大谷翔平「甘い球をいい形で打てた」16号アーチは大量得点の口火「なんてイニングだ」現地も興奮! チームは15得点で大勝
ドジャースの大谷翔平が現地時間6月11日(日本時間12日)、本拠地ドジャースタジアムでのレンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場。2打数1安打2打点の成績だった。6回に今季16号本塁打を放ち、チームは14安打15得点を挙げて、15-2で勝利を収めた。 【動画】大谷翔平が16号アーチ!快音を残して右中間席へ一直線! 初回の第1打席は四球を選ぶと二盗を決め、これが今季15個目の盗塁でメジャー通算101盗塁となった。これで日本選手では2位の松井稼頭央(102盗塁)にあと1と迫った。3回の第2打席も四球で2打席連続の出塁。4回の第3打席は空振り三振に倒れた。 6回の第4打席は、一死一塁から5試合ぶりとなる16号2ランを右中間席へ放り込み、打球速度183.7キロ、飛距離131.9m、打球角度は23度の豪快アーチとなった。 大谷のこの一発が、この回の大量得点の口火となり、フレディ・フリーマンが2者連続となるアーチを放つと、テオスカー・ヘルナンデス、ジェーソン・ヘイワードにも一発が飛び出して一挙7得点を挙げた。米メディア『SportsNet LA』もXで「なんてイニングだ」と、興奮気味に投稿している。 大谷は7回の第5打席で左足のつま先付近に死球を受けて出塁し、これでこの日は四死球と本塁打を合わせて4打席出塁となった。 試合後、NHK『BS-1』のインタビューで大谷は、「全体的にいい試合ができて、強いチーム相手にいいゲームだった」と大勝を喜んだ。今季16号本塁打については「甘い球をしっかりと最後いい形で打てた」と振り返り、打撃の状態については「休みを挟んで今日は新たな気持ちで、またいい感触だったと思うので、これを継続していきたい」とコメントした。 本拠地のファンを歓喜の渦に包み込む大勝で、ドジャースにとっては素晴らしい試合となった。大谷もこの日の一発で波に乗っていくか。明日以降も楽しみになってきた。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]