ヒロシマを英語で伝える ボランティアグループが設立40周年 小倉桂子さんがオスロでも被爆証言
広島ニュースTSS
広島の被爆の歴史を英語で伝えてきたボランティアグループが設立から40周年を迎え、1日、記念の祝賀会が開かれました。 40周年を迎えたのは、HIP=平和のためのヒロシマ通訳者グループです。 英語で証言する被爆者の小倉桂子さんが代表を務め、247人を超えるボランティア会員が所属しています。 英語による被爆者の証言会を開いたり、被爆に関する単語を英訳した事典や、原爆ドームなどで英語で案内するガイド本を出版するなど、平和のために幅広く活動してきました。 祝賀会では、ノーベル平和賞の授賞式に招待され、ノルウェー・オスロへ行く小倉桂子さんが意気込みを語りました。 【被爆者・小倉桂子さん】 「皆さんに支えられながらの、40年があってついにオスロで世界の人々に語り掛けるこんな素晴らしいチャンスをみなさまにご報告できてうれしい」 小倉さんは、今月7日にオスロに向け広島を出発し、11日に行われるフォーラムで被爆証言する予定です。
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