【朝日杯FS・耳より】良血アルレッキーノは発馬がカギ 国枝栄調教師「もう少し落ち着きが欲しい」
[GⅠ朝日杯フューチュリティステークス=2024年12月15日(日曜)2歳、京都競馬場・芝外1600メートル] GⅢサウジアラビア5着からの巻き返しを狙うアルレッキーノ(牡・国枝)は10日、美浦坂路で4ハロン65・1―15・1秒をマーク。翌日の追い切りに向けて態勢を整えた。 国枝調教師は「前回は前半に力んだ分、しまいが甘くなってしまった。普段の稽古もそうだけど、もう少し落ち着きが欲しいところだね。形としては2走前のようにスイスイ行ってもいいのかもしれないけど、それも含めてゲートの出がカギになりそう」と好走へのポイントを語った。 新馬戦ではクロワデュノール(続く東スポ杯2歳Sも連勝)に敗れたものの、2戦目の未勝利戦を快勝。半姉が今年のオークス&秋華賞馬チェルヴィニアという血統もあり、前走は1番人気に推されていた。精神面の成長が求められる現状だが、1勝馬でも無抽選で出走できるツキを生かしたいところだ。
東スポ競馬編集部