山陰両県の一部の小中学校や高校で7日、早くも新学期に入りました。このうち八頭高校では、始業式に合わせて年末に全国大会を制覇した男子ホッケー部が快挙を報告しました。 八頭高校では17日間の冬休みが終わり、7日から新学期がスタートしました。始業式の後に生徒たちが花道を作り、拍手で出迎えたのは男子ホッケー部の部員たちです。男子ホッケー部は年末、岐阜県で開かれた全国高校選抜ホッケー大会で、男子としては鳥取県勢で初めて優勝を果たしました。7日は、全校生徒と教職員など約750人を前に快挙を報告しました。 男子ホッケー部・田中竜次主将： すべての人たちに支えてもらっての今回の優勝だと思っています。応援ありがとうございました。 2024年12月25日の決勝戦では、福井県の丹生(にゅう)高校と対戦。試合は両者譲らない展開が続くなか…チームの持ち味だという粘り強さを発揮し、終了間際に決勝点を奪い4対3で競り勝ちました。前回大会は準優勝だっただけに、念願の全国制覇を達成。国民スポーツ大会に続く高校タイトル2冠を獲得しました。 男子ホッケー部・田中竜次主将： 初めての優勝だったので、踊りたいくらいうれしかったです。後輩には、自分たちが残した歴史をさらに変えてほしいなと思います。 学校全体から祝福を受けたホッケー部。3年生が引退し、新年は新たなチームで高校3冠を目指します。