【阪神JF GⅠ直前ギリギリTALK】コートアリシアン、伊藤大師「いくらかピリッとしてきた」 テリオスララ、2度目の京都輸送でリラックス
山口大 久しぶりの山口コンビ。どうぞよろしく。 山口遥 こちらこそよろしくお願いします。美浦からは僕の本命コートアリシアンを推奨。金曜はゲートを入念に確認しました。伊藤大調教師は「ゲートはおそらく遅いだろうね」としながらも、「(追い切り後も)ちょうどいい感じ。カイバも食べていて、いくらかピリッとしてきました」と納得の表情でした。ただ、テンションの高い牝馬ですし、やはり関西入り後の様子は気になるところです…。 増本 そこは心配なさそうや。関東馬の到着取材ではコートアリシアンが一番よく見えた。その他の関東馬だと、ブラウンラチェットはちょっと肉付きがさびしく見えたかな。それでも名畑助手は「馬運車の中ではおとなしくしてくれた。競馬のセンスが2歳離れしている。ここ2走は先行しているが、いろんな乗り方ができる」とトーンは低くなかったよ。 山口大 俺も忘れんといてや。本命のアルマヴェローチェは、土曜は坂路を軽快に上がって好気配をアピール。上村調教師は「調整程度だったけど、順調です。この馬なりに良くなってきています。このメンバーでもやれてもおかしくないと思っていますよ」と意気込んでいた。色気は十分や。 増本 京都競馬場からもう1頭挙げるなら、テリオスララですかね。京都への輸送は2度目。森本助手は「前回よりも2時間早く着いたし、良かったですね。入ってきてすぐ馬房で寝っ転がっていたし、慣れがあるのかなと思います。千載一遇のチャンスだと思っているのでリズム良く運べれば」と一発を狙っていましたよ。 山口大 なるほどな。じゃあ最後に栗東から。デイリー杯2歳Sの勝ち馬ランフォーヴァウは土曜は坂路をパワフルに駆け上がっていた。福永調教師は「乗り手が『うなっていました』と言っていました。それだけ元気がいいんでしょう。(荒れた馬場は)問題ない。ここでどれだけやれるか」。人気はしなさそうだけど、引き続き好調キープとみてよさそうや。