【極真会館】決勝での対戦を誓い合う荒田昇毅とコバレンコ、新・城北三羽烏が「盛り上げる」=全日本選手権大会
記者会見での選手コメント
荒田昇毅(千葉海浜支部) 「久しぶりのゼッケン1番ですけれど、1番は最低でも決勝まで行く責務があるので、その責務を果たすために全力を尽くします」 金子雄大(東京城西支部/2022全日本ウェイト制軽量級優勝) 「電光石火のごとく相手を翻弄する試合を見せたいと思います。世界ウェイト制へ向けて強い意思で臨みたい」 樋口知春(総本部道場/2024年全日本ウェイト制軽量級優勝) 「初戦から過酷なトーナメントです。一戦一戦が厳しい試合が続きますが自分に負けない気持ちで戦いたいと思います。そして優勝して、皆さんに賞賛されるような組手を見せたいと思います」 飯塚 翼(東京城北支部/2023・2024全日本ウェイト制中量級優勝) 「1回戦、2回戦と強い選手が立ちはだかりますがスピードとテクニックを活かして戦っていきたい。12月1日は私事ですが誕生日でもあるので特別な日にしたいと思います。そして城北支部は自分と西村大河、山上大輝の新・城北三羽烏で全日本大会を盛り上げたい」 谷川蒼哉(総本部道場/2024年全日本ウェイト制中量級2位) 「皆さんの記憶や記録に残る試合をして、松井館長が言われている総本部が一番強くなければいけないというのを証明して、新時代のエースになりたいと思います」 山上大輝(東京城北支部/2024年全日本ウェイト制軽重量級優勝) 「軽重量級王者としての責任をもって皆さんの記憶に残るような試合を見せていきたいと思います。そして僕が次のエースになるためにも必ず優勝しないといけない」 西村大河(東京城北支部/2024年全日本ウェイト制重量級3位) 「今回の全日本大会では4回戦でエキモフ・マクシム選手、準々決勝でトゥセウ・アントニオ選手と、自分が負けている選手との対戦が続くので、成長を見せてリベンジしたいと思います。新・城北三羽烏の若手の3人で強さを証明していきたいと思います」 佐藤拓海(東京城西支部/2022年第53回全日本大会5位) 「城西支部の王者製造工場という誇りを持って試合場に上がりたいと思います。また、小さい頃から憧れていた倒す組手、華麗な組手を試合場で発揮して一つ一つの試合に集中して優勝を目指して頑張りたい」 コバレンコ・コンスタンティン(総本部道場) 「4年前に全日本王者になったことがあるので、今回は取り戻したい気持ちで戦いたいと思います」 小城みなみ(千葉北支部/2024全日本ウェイト制-65kg級優勝) 「無差別全日本には初めて出るので緊張もありますが、ウェイト制王者の自覚と責任を持って昨年よりステップアップした戦いを見せられるように頑張ります」 ――今大会のテーマ、または目標は? 荒田「今回1番をいただいたので歴史ある全日本大会では最初と最後の番号は必ず決勝へ行く。その責任を絶対に果たす。それが心情です」 金子「テーマは細かな技術を練習してきました。小さい選手が大きい選手に勝つための技術や、ステップワーク、そういう技術を当日は見せたいと思います」 樋口「僕は比較的身体が大きくはないので大きい選手と戦うことが多いです。相手との距離、ポジションを意識して稽古しています。でも最後は気持ちだと思うので、アツい気持ちをもって戦うことを今回のテーマにしています」 飯塚「城北支部は最初からテーマは決まっていて、自分が主役になるをテーマに練習しています。自分が主役になるために、自分が活躍するためにどういった練習をするかを課題にしています。ぜひご注目ください」 谷川「総本部道場としてテーマは総本部が一番強くなければいけないことを証明するのと、最後まで諦めずに強い気持ちで頑張るのが今回の僕のテーマです」 山上「飯塚翼が言っていましたが城北支部のテーマは自分が主役になるのはもちろんですけれど、僕自身の目標としては今まで前蹴りしかない選手と思われがちだったのを払拭出来るように前蹴り以外でも勝てる選手になります。そういう組手をしますので、ぜひご注目ください」 西村「負けている選手にリベンジをする、その次に世界大会の次の年になるので、新陳代謝が行われる年でもあるのでここで活躍して次期エースとして頭ひとつ抜け出せるように頑張りたいと思います」 佐藤「自分のトーナメントを見ると強豪海外勢選手との試合が連続する形になります。なので日本選手としての意地、城西支部としてのプライドを今回のテーマとして稽古してきました」 コバレンコ「全日本大会は技術のある選手も速い選手もデカい選手も出るし、海外選手も強い選手が出てくるので、僕は誰にもチャンスを与えないように戦いたいと思います」 小城「ひとつひとつ戦って順調に勝ち上がれば準決勝でロシアの強豪と当たるので、最後まで気持ちを切らさずに強い気持ちで戦いたいと思います」 ――荒田選手はこれまでの全日本選手権と違った気持ちはある? 荒田「昨年世界大会が終わって、本当の意味で後がない崖っぷちという意味では違います。あとは今回初の、今までは初日2試合・2日目5試合だったのが2日目6試合なので、そこは気持ちだけではカバー出来ないところもあるので、気持ちとしても考え方としても違うところはあります」 ――若手選手から自分が主役、新エースといった言葉が出た。ベテラン代表として言いたいことは? 荒田「自分は悪い言い方をすれば終わっていく選手ですが 散り際を大事にしていて。ようやく現役生活の帳尻があってきた感じもするので、立場としては支部長で僕の生徒たちに後につなげていかなければいけない立場なので、そういった姿をこの試合でも稽古でも伝えていくことが大事だと思います。若い選手が出てきたというよりは、自分の立場を理解してそれをどう伝えていくかって気持ちが大きいです」 ――樋口選手はRISEでプロの試合も経験しているが、その経験をどう活かしたい? 樋口「キックボクシングと空手は競技が違いますが、キックで生かした距離感、遠い距離から的確に速いスピードで打撃を当てることを培ってきたので、そういう細かい部分も自分が活かせたらと思います」 ――前列にいる3選手への質問で、この選手との試合が山場だと思う試合は? 荒田「誰がどうと考えた時点で自分の性格上、試合にむらが出るので当たった目の前にいる相手に全力を尽くします。でも自分が現役を続けている理由のひとつは何名か戦いたい相手がいて、その一人がコバレンコ選手。戦うためには決勝まで行かないといけないので、とても強い気持ちをもって臨みたい」 小城「準決勝でザベリナ・エリザベータ選手と対戦予定です。昨年のウェイト制の3位決定戦で対戦していて身を持って強さを体感していて、その時よりも世界大会を見て断然に私より強くなっていたので、全日本という舞台で世界大会3位と戦えることを嬉しく思います。挑戦者の立場なので強い気持ちで果敢に挑んでいきたいと思います」 コバレンコ「AブロックからDブロックまで見ると3回戦から絶対に皆さん強い選手だと思いますけれど、僕としては1回戦から意識して目の前の相手とちゃんと戦って決勝まで頑張りたいです。また、決勝戦で荒田選手と戦いたいと思います」
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