「さぼてんのとんかつが食べたい」→どうしてこうなった……!? 完成した“まさかの夕飯”に「すげえ」「味の想像がつかない」
観葉植物の定番・ウチワサボテンを調理して食べてみる動画がニコニコ動画に投稿されました。まさかの汎用(はんよう)性の高さも反響を呼び、記事執筆時点で約3万回再生されています。 【画像】完成した「サボテンのかつ」 投稿者は、一般的に食べられていないものでも好き嫌いなく食べるという「ふわふわなエビ」さん。動画は、音声合成キャラクターの「ずんだもん」と「四国めたん」の掛け合いで進行します。 ある日、ショッピングモールで「とんかつ 新宿さぼてん」の看板を見て、無性にとんかつが食べたくなったずんだもん。四国めたんは「サボテン……とんかつ……いいわね、材料集めて作りましょう!」と返答し、なぜか食用サボテンの採取へ向かいます。 明らかな“さぼてん”違いですが、あれよあれよという間にウチワサボテンを使ってかつを作る流れに。めたんの友人の庭に生えていたサボテンの茎や実をたっぷり採取し、調理を始めます。どうしてこうなった……? 下準備として、まずサボテンの特徴であるトゲを抜きます。実はこのトゲこそがサボテンの葉で、大きな葉のように見える根本の部分は茎なのだとか。知らなかった……! 大きなトゲ(葉)はピンセットで抜き、細かいトゲは危険がないようピーラーで削るか、下ゆでしてから皮ごとむいて取り去ります。 今回「サボテンのかつ」にするのは、下茹後に皮をむいた状態のサボテンです。このままだとペラペラな薄さなので、水分をよく拭き取って小麦粉を両面に付け、交互にベーコンをはさんでミルフィーユ状に重ねます。 しっかり厚みが出たら、肉代わりのサボテンは準備OK。あとは側面にも小麦粉を付け、とんかつを揚げる要領で卵とパン粉でおおってきつね色になるまで揚げました。仕上がりはとんかつそっくりに見えますが、どんな味がするのでしょうか。 今回、サボテンの実はゼリーにすることに。ミキサーで細かくした後、ハチミツ、水、ゼラチンを加えていったん火を通してから、残しておいた茎の部分も少し入れ、冷やしてゼリーにします。 さらに、余った茎は味噌汁の具に活用。出来上がった3品を、ごはんと一緒に並べると……サボテンのミルフィーユかつセットの完成です! デザート付きの献立ができてしまった……!