昨年アマVの杉浦悠太、今年はプロで「連覇を目指したい」/国内男子ゴルフ
男子ゴルフの「ダンロップフェニックス」は14日から4日間、宮崎・フェニックスCC(7042ヤード、パー71)で行われる。昨年大会で大会初、史上7人目(8度目)のアマチュア優勝を果たした杉浦悠太(23)=フリー=は13日、プロアマ戦後に取材に応じ「いい状態で迎えられた。連覇を目指したい」と力強く宣言した。 日大4年だった昨年は通算12アンダーでV。今季は7月の「日本プロ」で、プロ転向後12試合目で初優勝を挙げた。「積み重ねてきている。飛距離はこの1年で伸びた。(アイアンショットは)しっかり振って距離を合わせることができるようになった。アプローチの技が増えた」と成長に実感を込めた。 今季は今大会を含め、残り3戦(全て優勝賞金は4000万円)。賞金王争いは佳境を迎え、4勝の平田憲聖(23)=ELECOM=が約1億793万円でランキングのトップ。杉浦は、平田に約4684万円差の同ランク7位から逆転を狙う。「イメージはすごくいい。できる限り攻めて優勝だけを目指す」と誓い、目標のスコアを「16アンダー」にした。 今大会は渡辺司(67)がコースセッティングアドバイザーを務める。今後の天候次第だが、渡辺は「ピン位置などで考えれば、15アンダーくらいはいくのではないか」と優勝スコアを想定した。