20日からの大雨「住宅地でがけ崩れ」「市道ふさぐ倒木」など 長崎市内で被害相次ぐ《長崎》
NIB長崎国際テレビ
20日からの大雨の影響で長崎市内では21日朝にかけ、がけ崩れなどの被害が相次ぎました。 (青木雄大アナウンサー) 「現場にはブルーシートが掛けられていて、崩れた崖の一部が住宅になだれ込んでいるように見える」
20日午後6時頃、長崎市西町では住宅裏のがけが幅10メートル、高さ10メートルにわたって崩れました。 ケガ人はいませんでしたが、近くに住む3世帯5人が避難したということです。 梅雨前線の北上などの影響で、大雨に見舞われた県内。 降り始めから、21日午前5時までの雨の量は、雲仙市雲仙岳で159ミリ。南島原市口之津で151ミリ。長崎市で137.5ミリなどとなっています。
(青木アナ) 「一段と雨が強くなってきた。大雨の影響か。太く大きな木が電線に倒れ掛かっている」 長崎市三重田町では、20日午後6時半頃、高さ10メートルあまりの木が倒れました。 市道を塞いだほか、電線にも接触しましたが、停電などは確認されていないということです。
21日午前6時頃には長崎市上小島で住宅地のがけが幅10メートル、高さ7メートルにわたって崩れました。 住宅に被害はなく、ケガ人はいませんでした。
県内では22日から23日にかけても雨が強まるおそれがあり、気象台は今後も最新の情報に注意するよう呼びかけています。