FC東京のFW尾谷ディヴァインチネドゥがサンフレッチェ広島戦でゴールを決めた場面　撮影：中地拓也

　6月9日、JリーグYBCルヴァンカップのプレーオフラウンド第2戦が行われ、FC東京に2種登録している高校2年生がゴールを決めた。 ■【動画】「期待の星現れたやん!!」とファン興奮の、FC東京の高校2年生FWがJ1広島相手にデビュー3分でゴール■ 　味の素スタジアムで行われた第1戦は、サンフレッチェ広島が2-1で勝利。FC東京としてはアウェイでの第2戦で、最低でも勝利が欲しい状況だった。 　しかし、エディオンピースウイング広島で行われたこの試合でホームチームがリズムよく点数を重ねる。前半こそスコアレスだったものの、53分に加藤陸次樹、55分に大橋祐紀、68分に加藤陸次樹といった具合にスコアを動かしていく。FC東京は苦しい状況に追い込まれる。 　その状況でFC東京はフレッシュな選手を3人送り込む。そして77分、その交代で入った尾谷ディヴァインチネドゥがゴールを決める。野澤零温が左サイドから送ったクロスに飛び込み、頭で合わせたのだ。 　尾谷は、FC東京U―18所属の高校2年生で2種登録。身長190cmという高さに加えて速さも持つ期待の新星だ。これがトップチームデビュー戦で、デビューから3分でゴールを決めて見せた。

■「期待の星現れたやん!!!!!」

　FC東京はこの試合に1-3で敗戦。悔しい敗戦となったが、尾谷はこの試合でチームに希望をもたらした存在だけに、多くの声が送られた。 「なかなか肝が据わってる。大器の予感」 「マジでデビューから数分でのゴールは凄い」 「デビュー戦ゴールは何かを持ってる漢の証拠」 「これが尾谷伝説の幕開け」 「もっともっと伸びる逸材。楽しみ」 「期待の星現れたやん!!!!!」 　尾谷はここからゴールを重ねられるか。鮮烈なデビューを飾っただけに、今後の成長にも大いに注目が集まりそうだ。