“アイドル×ママ×看護師”の三刀流で話題 河合風花「ママになっても輝ける」35歳の働き方
35歳までに子供を産まなきゃ
――アイドル、2歳児のママ、看護師、どれも大変だと思うので、3つを同時にこなしているのが信じられないですね。 看護師とママのダブルワークは問題ないんですけど、そこにアイドルが入ると時間が足りないです。月に2回しかライブをしないので、集客がすごく難しくて。ライブをやらない分、日常生活の中でSNSをどんどん発信しないといけないんですよ。 ご飯を作りながらXを更新して、家事をやりながら動画を編集して、夜は子供の寝かしつけが終わってから配信しています。「ママ絵本読んでー」とか「ママも隣で寝て」とお願いされると、更新できないこともあるんですけど。 ――疲れた、サボりたいって思うことはないですか? 疲れたと思うことはありますけど、子供の顔を見るだけで疲れなんて全部吹き飛ぶんですよ。 それに、看護師だけをやっていたらストレスを感じていたかもしれないけど、ステージで体を動かして大きい声出すのってすごくストレス発散になるんです。 ファンの方と話すのも楽しいし、かわいいって言ってもらえるし(笑)。 ――35歳は人生の折り返し地点と言われることもありますが、ご自身ではどういう年齢だと思いますか? 先のことを真剣に考える歳ですよね。特に女性の場合、一般的に35歳以上が高齢出産と言われているので、35歳を区切りにこれからのことを考える方は多いと思います。私も35歳までに一人目を産まなきゃと思っていました。 でも、ママになると子育てに追われてしまって、諦めてしまうことも多いと思うんです。だからこそ、アイドル活動を通じて、ママでもやりたいことをやって楽しく生きられる、ママになっても輝けるよっていうことを証明したいなって気持ちです。 ――今後、アイドルとして目指していることは? アイドルをやっているコたちがいつかママになったら「Veuns Parfaitに入りたい」と思ってもらえるような、アイドルのセカンドキャリアを担うグループを目指したいです。 「目指せ!武道館」みたいに上を目指すわけではなく、ママになってもアイドルを続けられる場所にしたいです。 ――アイドルとしてではなく、個人的に30代のうちにやっておきたいことはありますか? 30代のうちに……、あと2人子供を産みたいです! うちのグループは産休OKですし、初期メンバーには3姉妹のママもいたんですよ。 30代でアイドルになったことをまったく後悔していないので、家族を第一にこれからもできる範囲で頑張っていきたいです! 取材・文/釣本知子 撮影/恵原祐二
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