【特集】再び羽ばたけ!谷川亜華葉~2度目の五輪に挑む20歳~(読売テレビ「あすリート」)
◆日本競泳界をリードする20歳のスイマー・谷川亜華葉選手
競泳・個人メドレーの谷川亜華葉選手。高校3年生の時に東京オリンピック出場を決め、女子競泳チーム最年少の18歳で大舞台を経験しました。翌2022年3月に行われた競泳国際大会日本代表選手選考会では、オリンピックで二冠を達成した大橋悠依選手を破って、高校新記録を樹立しました。今、日本競泳界をリードする20歳のスイマーです。 美人Vリーガーの挑戦 ~久光スプリングス 石井優希~
◆重圧に立ち向かえる原動力は「家族の支え」
今年2月、谷川選手は長野県東御市でのトレーニングを実施しました。標高約1,700メートル、酸素濃度は平地の約80%という環境で、1日約5時間ハイペースで泳ぎ、高い負荷で自身を追い込みました。閉ざされた世界で水泳漬けの日々を送る中、疲労や焦り、プレッシャーと闘ってきました。 (谷川)「合宿自体の内容がかなりハードなので、体がきつい状況なのに、それでも逃げずに頑張る…ちょっと心が疲れてきたかなというのがあります」 重圧がかかる中でも支えとなっているのが、離れて暮らす家族の存在です。 (谷川)「お母さんとは毎日ではなくても頻繁に連絡をとっています。 “ケガだけはしないようにね”とか、他愛もない会話ですけど…。結果がよくて家族みんなで笑い合えたら、それはきっと努力が報われた瞬間なんだろうし。結果が出なくて涙が出ても、それはきっと私の努力を理解してくれているだろうし。家族の応援が1番胸に響きます」
◆「今するべきはオリンピックの切符を掴むこと」2大会連続出場へ
3月16日の放送の3日後の19日、谷川選手はパリオリンピック代表選考会に出場しました。400メートル個人メドレー決勝で、派遣標準記録の4分38秒53を上回る4分35秒60で成田実生選手に次ぐ2位に入り、東京オリンピックに続いて代表入りを果たし、パリオリンピックの切符を手にしました。 今夏、再び世界へ挑む谷川選手。羽ばたく姿は見られるのでしょうか。(読売テレビ「あすリート」3月16日放送、※放送後一部追記)