“駆け込みトレード“で…開幕直前に移籍した現役選手(3)今シーズンが”正念場“か
球春到来を迎えたプロ野球。各球団は補強を終えて、新戦力の活躍や若手の台頭を期待したいところだろう。選手たちは開幕に向けての調整を行う時期であるが、開幕直前にトレードを言い渡されるケースも少なくない。そこで今回は、シーズン開幕直前にトレード移籍をした現役選手を紹介したい。
福田光輝(北海道日本ハムファイターズ)
・投打:右投左打 ・身長/体重:176cm/80kg ・生年月日:1997年11月16日 ・経歴:大阪桐蔭高 - 法政大 ・ドラフト:2019年ドラフト5位 2023年の開幕前にトレード移籍した福田光輝。新天地では自己最多の出場機会を得たが、一軍定着とはならなかった。 大阪桐蔭高では、2年夏に全国制覇を経験。法政大でも1年春からベンチ入りを果たし、4年時には主将を務めた。その後、2019年ドラフト5位で千葉ロッテマリーンズに入団し、プロへの切符を手にした。 ルーキーイヤーの2020年は開幕一軍入りを果たしたが、15試合の出場で打率.087と振るわず。二軍でも打率.211に終わるなど、プロの壁に跳ね返された。 翌2021年は一軍未出場に終わると、2022年もわずか13試合の出場にとどまり、2023年の開幕前に西村天裕との交換トレードで北海道日本ハムファイターズに加入。 移籍直後は積極的に起用され、プロ初本塁打をマーク。しかし、夏場以降は二軍暮らしが続き、最終的に24試合の出場で打率.175、2本塁打、7打点という成績に終わった。 プロ5年目を迎える2024年は、春季キャンプ二軍スタートに。移籍2年目のシーズンは、勝負の1年となりそうだ。
ベースボールチャンネル編集部