19年ダービー馬ロジャーバローズ8歳の若さで死す 12番人気から世代の頂点に
2019年のダービー馬ロジャーバローズ(牡8)が25日、死んだことが分かった。北海道・新ひだか町のアロースタッドおよび北海道・浦河町のイーストスタッドで種牡馬として供用されていた。 【写真】19年日本ダービーを制したロジャーバローズと浜中俊 同馬は18年8月に新潟競馬場でデビュー。新馬戦を勝ち上がり、GⅡ京都新聞杯で2着し臨んだ日本ダービーで12番人気の低評価を覆し、見事世代の頂点に。鞍上の浜中俊は日本ダービー初制覇となった。その後、右前浅屈腱炎を発症し、現役を引退した。 父ディープインパクト、母リトルブック(その父Librettist)。JRA通算成績6戦3勝。総獲得賞金2億6875万6000円(付加賞含む)。 現3歳世代が初年度産駒で、23日東京のリステッド・パラダイスSをオーキッドロマンスが制した矢先だった。 株式会社ジェイエスのコメント「初年度産駒からリステッド勝ち馬が出たばかりのタイミングで、これからますます活躍が期待されていたこともあり、大変残念です。本場の冥福を祈るとともに、残された産駒たちが父の遺志を引き継いで競馬場で活躍してくれることを祈っています」
東スポ競馬編集部