チームによっては主力級? 巨人の現役ドラフト注目選手(6)30歳超え”崖っぷち”に
日本野球機構(NPB)は12月8日、2023年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団が2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する仕組み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれない選手の新天地での活躍が期待される。今回は、現役ドラフトで特に注目したい読売ジャイアンツの選手を紹介する。
若林晃弘
投打:右投両打 身長/体重:180cm/79kg 生年月日:1993年8月26日 経歴:桐蔭学園高 – 法政大 – JX-ENEOS ドラフト:2017年ドラフト6位 ユーティリティープレーヤーとして貴重な働きを見せていた若林晃弘も、近年は寂しい数字が並んでいる。 桐蔭学園から法政大学に進み、4年春に打率.390をマーク。確かなバッティング技術を見せると、JX-ENEOS(現・ENEOS)では社会人日本代表にも選出されるなど存在感を放ち、読売ジャイアンツへの入団が決定する。 即戦力として新人年からファーム打率.303の好成績を収めていた若林。翌年からは1軍に帯同し続け、代走や守備固めをメインに出場した。 しかし、2021年を境に出場機会が減少し続けており、今季はわずか21試合の出場。打率も.125と結果を残せなかった。 現在30歳と年齢的にも後がない立場であり、現役ドラフトの対象となる可能性も十分考えられるだろう。
ベースボールチャンネル編集部