育休からの職場復帰で短時間勤務を選ぶと、賃金の10%が支給される? 「育児時短就業給付」ってどんな制度?
まとめ
人口が減っていくなかで、子どもの数を増やし、また、労働力を増やそうという目的が「育児時短就業給付」制度の背景にあるように考えられます。 私たちは、この制度について、「お金がもらえるから短時間勤務で働こう」と考えるだけではなく、「将来、何のために、どのように働きたいか」というキャリア形成の観点からも捉えていく必要があります。 このように制度の目的を理解すると、お金だけで問題を解決しようとするものではないことが分かります。何のための制度であるのかを知り、そのうえで、金銭的な問題を解決していく……。このような視点が、今後、ますます求められてくることでしょう。 出典 こども家庭庁 子ども・子育て支援法等の一部を改正する法律(令和6年法律第47号)の概要 育児時短就業給付の創設 執筆者:重定賢治 ファイナンシャル・プランナー(CFP)
ファイナンシャルフィールド編集部